13/10/2026
ここ3年ほど取り組んできた、ひらがなをモチーフとする新しい絵画シリーズ「ひらがな ぺいんてぃんぐ」の集大成となる個展です。
「ひらがな ぺいんてぃんぐ」とは、ひらがなの柔らかな形を組み合わせて抽象絵画へと展開し、視覚と言葉の関係を探る試みです。日本画を学んだ私にとって、このシリーズは、近代絵画と書画の関係をあらためて問い直す実践でもあります。画面に現れるひらがなは、線として書かれたものではなく、背景を塗り残した「地」として浮かび上がります。つまりこれは「書」ではなく、絵画として現れる文字、すなわち「ペインティング」です。
この「ペインティング」のなかで、ひらがなは画面を構成する一つの要素として扱われます。しかし、その形は完全な抽象へと解体されることはありません。文字はときに読めてしまい、意味の気配を残し続けます。文字(書)は意味を担う線であり、絵画は意味から自由な色とかたちである、そのような単純な対立は、ここでは成り立ちません。「読んでしまう」ことと、「絵画として見る」ことのあいだに生まれる揺らぎこそ、本展が探ろうとしている主題です。
また、本展では、IKEAや無印良品の生活用品を支持体として用いた同シリーズの作品も発表します。身近な工業製品を支持体とするこれらの作品は、「民藝」を今日的な視点から読み替えながら、私自身の日常生活を起点として生まれた表現でもあります。
#中村ケンゴ
かたちのことば、絵のこころ。
2026年9月25日(金)–10月17日(土)
12:00–18:00
日曜・月曜 休廊
#メグミオギタギャラリー
〒104-0061 東京都中央区銀座8-14-9 デュープレックス銀座タワー8/14 B1
03-3248-3405
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Video and music: Yukihiro Sugimori
Words in Form, the Heart of