09/05/2026
境界を超える日本画〜加藤弘光の挑戦〜
2026年5月8日(金)〜5月21日(木)
加藤弘光(1957~2019)は、自然の中の光、水、木や花をみつめ、画面の中にそれぞれが共鳴し合う生命の記憶を描きました。特に震災後に描いた桜のシリーズは、 失われていくものへの静かな感謝と鎮魂の表現として、海外でも高い評価を受けています。これらシリーズは写実を超え、日本人独特のメンタリティー、祈り、また隅々にまで宿る魂を描き出しています。62歳で埼玉嵐山のアトリエで他界するまで、時代の異端として生きた加藤の画業を振り返る展覧会です 。
1957年宮城県生まれ。多摩美術大学美術学部日本画専攻。同大学院修士課程日本画専攻修了。
1988年より2003年まで日展、上野の森美術館大賞展などで作品を発表。その後は個展を中心に韓国、フランス、ドイツ、アメリカ、イタリアなどに活動の場を広げた。なかでも、スペイン、サラマンカ大学日西センター「美智子さまホール」での個展は代表的な展覧会となっている