横町町家交流館&八女茶カフェ

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【2体の仁王像が出迎える谷川寺】 🔸仏と寺を守り続ける金剛力士🔸 当館のある八女福島地区は、江戸時代からの白壁の町並みが残る「伝統的建造物群保存地区」です。 この地区から5キロほど離れ、九州における「梅の三名園」の一つである谷川梅林のほど近...
08/05/2026

【2体の仁王像が出迎える谷川寺】

🔸仏と寺を守り続ける金剛力士🔸

 当館のある八女福島地区は、江戸時代からの白壁の町並みが残る「伝統的建造物群保存地区」です。
 この地区から5キロほど離れ、九州における「梅の三名園」の一つである谷川梅林のほど近くに、緑に囲まれ静かにたたずむ古刹(こさつ)谷川寺(こくせんじ)があります。奈良時代の創建とされるこの寺は、長い年月にわたり、人々の祈りの場となってきました。今回は古代の歴史を肌で感じることができる谷川寺をご紹介します。

🔹民衆救済の願いを今に伝える寺🔹

○北部九州最古級の薬師如来を祭る谷川寺

 福岡県八女市を流れる矢部川の南岸、立花町の小高い丘陵上に鎮座している谷川寺。このお寺は、728(神亀5)年に高僧・行基が奈良時代の第45代天皇、聖武天皇の勅令を受けて開いたと伝えられています。この頃の日本は、天然痘や飢饉(ききん)の大流行や大地震などの自然災害や朝廷内での権力争いが激化しており、不安定な情勢でした。そうした動乱の時代に、人々の病や不安を救うために建立されたのが寺院であり、谷川寺もまた民衆の安寧や救済を願い、建てられました。

 谷川寺に祭られている本尊は、薬師如来立像で、病を癒やすことだけではなく、現世のさまざまな苦しみや災いから人々を救ってくれる存在として多くの信仰を集めてきました。高さ96.5cmのこの立像は、1本のカヤの木から掘り出された一木造りで、左手に病を治す薬を表す薬つぼを持ち、右手は手のひらを正面に向け、ハスの花の上に直立する姿をしています。また、制作時期は平安時代前期とされ、北部九州に現存する薬師如来立像の中でも特に古い立像としても評価されています。

 立像の両脇には、月の光を象徴し、優しい慈しみの心で煩悩を浄化するとされる「月光菩薩(がっこうぼさつ)」と、太陽の光を象徴し、病気や苦しみを癒やす力を持つとされる「日光菩薩」の2体の菩薩が控えています。これら立像は、普段目にすることはできませんが、年に数回の大祭の際に、その穏やかな尊顔を拝することができます。

 当時の人々の安寧と苦しみからの解放の祈りを受け止めてきた谷川寺と薬師如来。しかしその境内に足を踏み入れる前に、訪れる者を迎え、仏を守り続けてきた存在がいます。世俗と寺院の境界に今なお力強く立ち続ける2体の金剛力士像。その姿に秘められた歴史と再生の物語を、以下のHPで紹介しています。続きはこちらへ。
(週一回更新)↓

https://yamekanko.com/%e7%ac%ac%ef%bc%93%ef%bc%91%e5%9b%9e%e2%80%95-%ef%bc%92%e4%bd%93%e3%81%ae%e4%bb%81%e7%8e%8b%e5%83%8f%e3%81%8c%e5%87%ba%e8%bf%8e%e3%81%88%e3%82%8b%e8%b0%b7%e5%b7%9d%e5%af%ba/


【お問い合わせ】
八女市横町町家交流館(八女市本町94)
電話0943-23-4311
※月曜日休館、月曜日祝日の場合翌日

【来館者様のご協力をお願いいたします】
*体調不良の方、発熱などの症状がある方はご入館をお断りいたします。
*感染拡大防止のため、スタッフはマスク着用にて対応させていただきます。
*ご入館時、お帰りの際には手指消毒をお願いします。(入口に消毒液を設置しています)
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【山内水天宮が見守ってきた水の記憶】 🔹山内地区に鎮座する水の神🔹 当館のある八女福島地区は、江戸時代からの白壁の町並みが残る「伝統的建造物群保存地区」です。福島地区の東側に位置する山内地区は、八女市の南部を流れる矢部川とともに暮らしを築い...
24/04/2026

【山内水天宮が見守ってきた水の記憶】

🔹山内地区に鎮座する水の神🔹

 当館のある八女福島地区は、江戸時代からの白壁の町並みが残る「伝統的建造物群保存地区」です。福島地区の東側に位置する山内地区は、八女市の南部を流れる矢部川とともに暮らしを築いてきました。この地区には地域の人々が水と向き合い、祈りを重ねてきた歴史を今に伝える「山内水天宮」があります。今回は「山内水天宮」とその境内に残る水害碑、そして初夏の夜を彩る花火大会についてご紹介します。

🔸山内水天宮と水害の記憶🔸

〇水をつかさどる神を祭る
 福岡県八女市山内地区に鎮座する「山内水天宮」は、平安時代末期の1180(治承4)年に即位した安徳天皇とその母である建礼門院(けんれいもんいん)を祭る神社として知られ、古くから「水の神様」として地元住民のあつい信仰を集めてきました。
 なぜ当時の天皇やその母が祭られているのかといいますと、1185(元暦2)年での壇ノ浦の戦いで、平家側についていた安徳天皇一族は敗れ、海へ身を投げたとされています。その際「水に沈んだ天皇は御霊(みたま)となって災いをもたらす」と恐れられ、この御霊を祭って鎮めることで、水害を防ぎ、水の恵みを得ることにつながると信じられるようになりました。
 また山内地区は矢部川の豊かな水に支えられる一方で、ひとたび雨が続けば氾濫や浸水に悩まされてきた土地でもあります。こうした自然と隣り合わせの暮らしの中で人々は水を畏れ、その力を鎮めるために安徳天皇らの御霊を祭ることにしました。境内には他にも、過去にこの地を襲った大水害を後世に伝えるとされる水害碑も建てられていますが、当時の文書は残っておらず、水天宮本殿同様、誰がいつ建てたものなのかは不明です。

🔸夏の夜空を彩る花火大会🔸
〇祈りの締めくくりとしての花火
 毎年5月の子どもの日になると山内水天宮では、水難よけや五穀豊穣(ほうじょう)、家族の無病息災を祈願する大祭が午前9時から午後6時まで開催されます。そして大祭のクライマックスを飾るのが、山内水天宮東側(星野川河川敷)で行われる花火大会です。今年は5月5日(火)午後7時半から打ち上げられます。川面に映る花火の光景は、夜空の花火が美しく映り込むことから地元では「逆さ花火」と呼ばれ親しまれています。
 山内水天宮は当館から車で10分の場所に位置しています。近くには4月17日に紹介した、中島内蔵助が命を捧げ作られた「山の井堰(せき)」もあります。ぜひ現地に足を運び、山内水天宮や山内地区が伝える「水の記憶」に触れてみてください。

○次回予告
 次回は、阿形(あぎょう)と吽形(うんぎょう)の2体の大きな仁王像を門に構える谷川寺(こくせんじ)についてご紹介します。

【お問い合わせ】
八女市横町町家交流館(八女市本町94)
電話0943-23-4311
※月曜日休館、月曜日祝日の場合翌日

【来館者様のご協力をお願いいたします】
*体調不良の方、発熱などの症状がある方はご入館をお断りいたします。
*感染拡大防止のため、スタッフはマスク着用にて対応させていただきます。
*ご入館時、お帰りの際には手指消毒をお願いします。(入口に消毒液を設置しています)
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八女茶の今を楽しむ皐月の会のご案内🍵日本茶インストラクターとして福岡を中心に活動され日本茶の30人にも選ばれた竹中昌子さんをお招きしお茶の多様性を引き出すオリジナルメニューをコース形式でご提供。毎月変わる季節に合わせたメニューで八女茶の今を...
24/04/2026

八女茶の今を楽しむ
皐月の会のご案内🍵

日本茶インストラクターとして
福岡を中心に活動され
日本茶の30人にも選ばれた
竹中昌子さんをお招きし
お茶の多様性を引き出す
オリジナルメニューを
コース形式でご提供。
毎月変わる季節に合わせたメニューで
八女茶の今をお楽しみくださいませ♪

【場所】
八女市横町町家交流館2F

【料金】
4,000円(税込)

【定員】
各回基本4名様限定

【日時】

5月2日11時
5月2日14時
5月3日11時
5月3日14時
5月16日11時
5月16日14時
5月17日11時
5月17日14時

※4月24日10時現在
 各回まだ余裕がございますが
 ご興味がお有りの方は
 お早めのご予約お願い致します♪

 写真は以前開催時のもので
 5月開催内容とは異なります

【お申し込み、お問い合わせ】

八女市横町町家交流館
〒834-0031 八女市本町94
開館時間10時〜17時
月曜日休館(祝日の場合はその翌日)
お申し込みはインスタでもお受け致します
横町町家交流館のインスタを
フォローして頂きDMにてお申し込み下さい
インスタの場合はお返事に
お時間を頂く場合がございますので
予めご了承ください🙌

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【八女地域を命がけで救った中島内蔵助】 🔸人柱として堰の建設に貢献🔸 当館のある八女福島地区は、江戸時代からの白壁の町並みが残る「伝統的建造物群保存地区」です。江戸時代に星野川から八女地域に水を引くかんがい工事に、自らの命をささげた人物がい...
17/04/2026

【八女地域を命がけで救った中島内蔵助】

🔸人柱として堰の建設に貢献🔸
 当館のある八女福島地区は、江戸時代からの白壁の町並みが残る「伝統的建造物群保存地区」です。江戸時代に星野川から八女地域に水を引くかんがい工事に、自らの命をささげた人物がいたことをご存じでしょうか。その人物が当時八女市吉田で庄屋だった中島内蔵助(なかしまくらのすけ)です。今回は、八女市山内にある「山の井堰(せき)」を建設するためにその命をささげた中島内蔵助をご紹介します。

🔹中島内蔵助の功績をたたえた顕彰碑🔹

○農地改良の命を受けたかんがい工事
 八女市福島地区から黒木方面に向かう道中に位置している山内地区は、星野川がそばを流れるのどかな町です。そしてそのそばを流れる星野川の水をせき止め、現在田畑が広がる八女市吉田地区まで水路を引く役割を担っているのが、星野川上流に設けられている「山の井堰(せき)」です。 

 しかし江戸時代当時、吉田地区には川は流れておらず、農作物の生育が期待できない痩せた土地でした。そこでこの地域一帯を治めていた久留米藩から「地域一帯の田畑を改良せよ」という命令が下りました。それが1642(寛永19)年の事でした。そのために水源が必要でしたが、近くに川は流れていないため、6キロほど離れた、山内地区に流れる星野川上流の水をせき止めて水を引いてくることになりました。

 そこで吉田地区の住民総出での堰造りが始まりました。吉田地区に水を通す溝を掘る一方、堰の土台作りのために星野川の腰までの高さに流れる逆流に逆らいながらくいを打ち、そこに土のうを積み上げることで、一度は堰を完成させます。しかしそこで思わぬ大雨が襲い、一夜にして堰は破壊され、振り出しに戻るという災難に見舞われました。

 一夜にして崩れ去ってしまった堰。失意に沈む住民の元に、中島内蔵助が静かに立ち上がります。農作物の生育に期待ができない土地に水を引くために中島はとある決断を下します。当時の住民のために中島が起こした壮絶な行動について以下のHPで掲載しています。
 ↓ は続きはこちらへ(週一回更新)

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 現在「山の井堰」からつながる水路は、八女だけではなく筑後市や星野川の下流域を潤し、周辺の住民からは毎年、吉田地区にある中島内蔵助顕彰碑の前で感謝を示す感謝祭も行われています。急流をせき止めた先人の知恵や苦労に思いをめぐらせながら散歩し、当館で八女茶を飲んで一息ついてみてはいかがでしょうか。

【お問い合わせ】
八女市横町町家交流館(八女市本町94)
電話0943-23-4311
※月曜日休館、月曜日祝日の場合翌日

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【福島地区に残る歴史的家屋】🔸福島の町並みとともに受け継がれる文化財🔸 当館のある八女福島地区は、江戸時代からの白壁の町並みが残る「伝統的建造物群保存地区」です。この地区の中にある京町の一角に、明治時代に建てられた「旧木下家住宅」があります...
10/04/2026

【福島地区に残る歴史的家屋】

🔸福島の町並みとともに受け継がれる文化財🔸

 当館のある八女福島地区は、江戸時代からの白壁の町並みが残る「伝統的建造物群保存地区」です。この地区の中にある京町の一角に、明治時代に建てられた「旧木下家住宅」があります。その内部には屋久杉を用いた欄干やタイル張りの洋風トイレといった和洋折衷の意匠が今でも残り、当時の趣を感じられる観光スポットとなっています。今回は職人の技術が随所にちりばめられている「旧木下家住宅(堺屋)」についてご紹介します。

🔹酒造業を経営していた一族の住宅🔹
○「堺屋」木下家の歩み

 福岡県八女市福島地区に今も残る「旧木下家住宅」は、1908(明治41)年に木下家11代目木下次郎氏が「離れ座敷」として建てたとされているものです。木下家は江戸時代に、初代木下市右門が福島の地で酒造業を営み、屋号を「堺屋」と名付けました。城下町や商家町として栄えていた福島で、以後代々その名を受け継ぎ、酒造業で大きな財をなした木下家は、地域の経済を支える有力商家の一つとして知られることになりました。

 八女福島屈指の富裕商家へと成長した木下家は、明治期に入ると明治維新を受け、近代的な商家へと姿を変えていきました。その象徴が、11代当主木下次郎氏が建てた「離れ座敷」と私邸を中心とする邸宅です。私邸は家族の生活空間という役割を果たし、「離れ座敷」は来賓をもてなす応接間や宿泊ができる迎賓館的役割を担う建築で、近代商人としての地位や財力を物語っています。

 その後昭和に入り、酒造業を取り巻く環境が厳しくなり、私邸は取り壊され、「離れ座敷」と倉庫のみが残されました。しかしその後私有での保存ができなくなったため、1988(昭和63)年に13代当主木下和夫氏が、「離れ座敷」や倉庫を八女市に寄贈。1994(平成6)年には八女市の文化財として指定されました。

 100年も前から八女市福島を見守り続けた「旧木下家住宅」。その内装には当時の職人による見応えある“つくり”が今も静かに存在しています。また、この座敷を舞台に、日露戦争時には陸軍大将であった乃木希典が滞在した、という逸話も残っています。今も残る当時の意匠や乃木将軍が訪れたとされる話について以下のHPで掲載しています。
 続きはこちらへ(週一回更新)

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 当館からは徒歩で約5分の場所にあります。「旧木下家住宅」には、今回ご紹介した以外にも見どころがたくさんあります。建物に残された逸話や当時の職人に思いをはせながら眺めてみると、この住宅が歩んできた歴史や、今は静かなこの地区の風情を感じ取ることができます。ぜひ足を運んで、意匠や乃木将軍が訪れた住宅の魅力をご堪能ください。

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【神話と自然が織りなす日向神】 🔸自然と人工物が調和する日向神峡🔸 当館のある八女福島地区は、江戸時代からの白壁の町並みが残る「伝統的建造物群保存地区」です。ここからおよそ25キロ離れた矢部村の山あいに日向神峡(ひゅうがみきょう)と呼ばれる...
03/04/2026

【神話と自然が織りなす日向神】

🔸自然と人工物が調和する日向神峡🔸

 当館のある八女福島地区は、江戸時代からの白壁の町並みが残る「伝統的建造物群保存地区」です。ここからおよそ25キロ離れた矢部村の山あいに日向神峡(ひゅうがみきょう)と呼ばれる渓谷が広がっています。周辺にはさまざまな奇岩や巨岩がそびえ立ち、その中でもハートの形に見える巨岩が、恋愛成就のパワースポットとして人気を集めています。今回は自然の雄大さを感じられる日向神峡についてご紹介します。

🔹奇岩、巨岩に囲まれた日向神🔹

○神々が美しさに引かれた渓谷
 日向神峡は福岡県八女市矢部村の山間部、矢部川の上流にある渓谷で、約6キロにわたって広がっています。この渓谷の名前である「日向神」は、かつて日向国(現在の宮崎県)から神々が神馬(しんめ)に乗って
この地を訪れ、そのあまりの美しさに時を忘れて遊んだという伝説に由来する、と伝えられています。

 その伝説にちなんだ奇岩や巨岩をご紹介します。日向の神が誕生した際、こつぜんと出現した神盥岩(みたらいいわ)、神馬の足跡がしるされているという千畳岩、枕や角木、または神殿の反った屋根の切り口が数百連なるように見える形の枕岩、正月に幸せをもたらす歳徳神(としとくじん)がおられる亀ノ尾岩がありました。しかし残念なことにこれらは現在日向神ダムの底に沈んでしまい、見ることはできません。

 ただそのほかにも奇岩や巨岩を目にすることができ、中でも真ん中にぽっかりと穴があいている「蹴洞岩(けほぎいわ)」は、日向神峡を象徴する存在で、神々が乗っていたとされる神馬が蹴って穴を開けたことでその名前がついたとされています。

 また、峡谷の岩壁の一部がハート形に見える「ハート岩」も日向神ならではの名所です。特定の角度からのみ現れるハート形は、偶然が重なった自然の造形美の一つで、今では縁結びや恋愛成就の象徴として多くの人から親しまれています。

 長い年月をかけて自然が作り上げてきた日向神峡。その壮大な自然の中に、やがて人の手が加えられ、大きな変化が訪れます。それが日向神ダムの建設です。自然の中に大きな存在感を与える日向神ダムについて以下のHPで掲載しています。
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 当館から日向神までは車で40分ほどの場所に位置しています。八女市と熊本県小国町を結ぶ国道442号線沿いにあるので、ドライブ途中の立ち寄りにもおすすめです。今回ご紹介した「蹴洞岩」や「ハート岩」のほかにもさまざまな奇岩や巨岩を見ることができます。ぜひ足を運び、その風景をご自身の目でお確かめください。

🌸次回予告
 来週は江戸時代から酒造業を営んでいた旧木下家邸宅をご紹介します。

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【大藤広がる素盞嗚神社】 🟣600年以上人々を魅了する黒木の大藤🟣 当館のある八女福島地区は、江戸時代からの白壁の町並みが残る「伝統的建造物群保存地区」です。八女市には、この地区に残る400年の白壁以上に、さらに長い歴史を持つ場所があります...
27/03/2026

【大藤広がる素盞嗚神社】

🟣600年以上人々を魅了する黒木の大藤🟣

 当館のある八女福島地区は、江戸時代からの白壁の町並みが残る「伝統的建造物群保存地区」です。八女市には、この地区に残る400年の白壁以上に、さらに長い歴史を持つ場所があります。それが、約600年前に素盞嗚(すさのお)神社の境内に植えられ、今では1mを超える長い紫色の花房を垂下させる「黒木の大藤」です。
 今回は素盞嗚神社と「黒木の大藤」についてご紹介します。

🔹素盞嗚神社に降る紫の滝🔹

○素盞嗚神社の由緒
 毎年4月中旬から下旬にかけて開花し、その香りや美しさで訪れる人々を魅了する「黒木の大藤」。その大藤が植えられている素盞嗚神社は1319~1324年(元応~元亨年間)に、当時猫尾城の城主であった黒木家第9代目の黒木鑑隆(あきたか)が創建したと伝えられています。ご神体は、出雲地方で英雄的伝承や神社信仰の中心的存在である素盞嗚尊(すさのおのみこと)と素盞嗚の妻で八岐大蛇(やまたのおろち)退治に登場する稲田姫命(いなだひめのみこと)です。

 創建後は猫尾城と同様、黒木一族が受け継ぎますが、1584(天正12)年、大友氏の家臣らによって猫尾城が落城。同時に素盞嗚神社も戦禍を被り、黒木氏が代々奉納していた品は焼亡、または散財され、多くが失われました。その後、17代目の黒木延実(のぶざね)が、現在の黒木町周辺の領地を奪い返すことに成功します。1587(天正15)年の豊臣秀吉による九州平定の際、筑紫家の家老、屋山隼人が黒木周辺の領地を継ぎ、戦禍で失われた社殿を再建。以降は筑後国の久留米藩の領地に組み込まれました。

 その後、町周辺を巻き込む大火事によって神社は全焼しますが、再建され、1905(明治38)年には神殿・拝殿を改築し、南向きへと移し、現在の神社の姿に変わりました。

 14世紀に創建し、素盞嗚尊と稲田姫命を祭り続け、黒木を守り続けた素盞嗚神社。その境内に根を張る「黒木の大藤」は、単に美しく咲き続けてきたのではありません。実は2度の戦火や災害を経験してきた歴史があります。

神社と共に受け継がれてきた「黒木の大藤」が乗り越えてきた物語を以下のHPで掲載しています。
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  1928(昭和3)年1月31日には国の天然記念物に指定されました。藤棚は約3000㎡の総面積で、4~5月の開花時期には頭上に紫色の天蓋(てんがい)のように広がります。当館からは車で20分ほどに位置しており、開花時期に合わせて4月10日(金)から26日(日)まで大藤まつりも開催。藤の美しさや香りだけではなく、黒木の特産品やグルメも楽しめます。この時期ならではの魅力を感じに、ぜひ足を運んでみてください。

🩷次回予告
 次回は恋愛成就のパワースポットとしても知られる「ハート岩」が有名な日向神についてご紹介します。

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八女市横町町家交流館(八女市本町94)
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*ご入館時、お帰りの際には手指消毒をお願いします。(入口に消毒液を設置しています)
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八女茶の今を楽しむ🍵卯月の会 開催のお知らせ日本茶インストラクターとして福岡を中心に活動されている竹中昌子さんをお招きしお茶の多様性を引き出すオリジナルメニューをコース形式でご提供毎月変わる季節に合わせたメニューで八女茶の今をお楽しみくださ...
27/03/2026

八女茶の今を楽しむ🍵
卯月の会 開催のお知らせ

日本茶インストラクターとして
福岡を中心に活動されている
竹中昌子さんをお招きし
お茶の多様性を引き出す
オリジナルメニューをコース形式でご提供
毎月変わる季節に合わせたメニューで
八女茶の今をお楽しみくださいませ♪

【場所】
八女市横町町家交流館2F

【料金】
4,000円(税込)

【定員】
各回基本4名様限定 ※前日までに要予約

【開催日時】

4月4日(土)11時
4月4日(土)14時
4月5日(日)11時
4月5日(日)14時
4月18日(土)11時
4月18日(土)14時
4月19日(日)11時
4月19日(日)14時

【ご予約、お問い合わせ】
八女市横町町家交流館
〒834-0031
八女市本町94
開館時間10時〜17時
月曜日休館(祝日の場合はその翌日)
℡ 0943-23-4311

ご予約はインスタでも
お受け致します。
横町町家交流館のインスタをフォローして頂き
DMにてお申し込み下さいませ
インスタの場合はお返事にお時間を頂く
場合がございますので
予めご了承ください🙌

※写真は以前の内容ですので
 4月開催内容ではございません。

#八女茶の今を楽しむ #八女茶 #アレンジティー #八女伝統本玉露 #八女茶カフェ #
日本茶カフェ

【八女に出現した安倍晴明】 🔸火事を防いだ陰陽師の逸話🔸 当館のある八女福島地区は、江戸時代からの白壁の町並みが残る「伝統的建造物群保存地区」です。この八女市に、平安時代最強の陰陽師(おんみょうじ)とうたわれた安倍晴明が訪れたと伝えられる話...
21/03/2026

【八女に出現した安倍晴明】

🔸火事を防いだ陰陽師の逸話🔸
 当館のある八女福島地区は、江戸時代からの白壁の町並みが残る「伝統的建造物群保存地区」です。この八女市に、平安時代最強の陰陽師(おんみょうじ)とうたわれた安倍晴明が訪れたと伝えられる話を、どれほどの人が知っているでしょうか。今回は、安倍晴明が八女に現れ、そこで起こした逸話を紹介します。


🔹今も祭られている安倍晴明🔹

○火よけと五穀豊穣を祈って

 921(延喜21)年に現在の大阪市周辺で生まれたとされる安倍晴明は、960(天徳4)年40歳の時、朝廷の機関で天文、暦などを管理・作成する務めを果たす陰陽寮に所属。961(応和元)年以降、陰陽師として星や月の動きで災害を判断するほか、霊を鎮める祈とうもしていました。

 こうして主に朝廷が置かれた京都を中心に活躍した安倍晴明ですが、安倍晴明を祭った石碑である「伝・安倍晴明塔」が八女市に建てられています。この塔は八女市黒木町北木屋の山あいにあり、200メートルほどの道中には五芒(ごぼう)星が刻まれた石塔も置かれています。五芒星は、この世が「木・火・土・金・水」と「陰・陽」の要素で成り立つという陰陽五行思想を表しています。魔よけの呪符に使われることもありますが、この地ではおそらく「結界の入り口」を示すために置かれていると考えられています。

 この五芒星の石塔の先、数段の石段を上がると標高150メートルほどの山頂に、高さ約70センチの、墓や供養の際に使われる仏塔の一種の石造宝篋(ほうきょう)印塔が静かに存在しています。これが「伝・安倍晴明塔」と呼ばれている石塔で、毎年社日をもうけ、安倍晴明ののぼりを石段の左右に立て、塔前に供物を供えて火よけと五穀豊穣(ほうじょう)を祈っているそうです。

 安倍晴明を祭った「伝・安倍晴明塔」ですが、当時京都を中心に活動していた安倍晴明がなぜ八女の地を訪れ、そして祭られ、現在も信仰されているのか。

安倍晴明がこの地で起こした逸話を以下のHPで掲載しています。続きはこちらへ(週一回更新)

https://yamekanko.com/%e7%ac%ac%ef%bc%92%ef%bc%95%e5%9b%9e%e2%80%95-%e5%85%ab%e5%a5%b3%e3%81%ab%e5%87%ba%e7%8f%be%e3%81%97%e3%81%9f%e5%ae%89%e5%80%8d%e6%99%b4%e6%98%8e/

 「伝・安倍晴明塔」は当館から車で25分の場所にあり、八女市の指定有形民俗文化財にも登録されています。安倍晴明ゆかりの地として、ここでしか味わえないロマンやパワーを体感しに来てみてください。

【次回予告】
 次回は、黒木町の国道442号線沿いにある素盞嗚(すさのお)神社とその境内に広がる「黒木の大藤」についてご紹介します。

🔴お問い合わせ
八女市横町町家交流館(八女市本町94)
電話0943-23-4311
※月曜日休館、月曜日祝日の場合翌日

【来館者様のご協力をお願いいたします】
*体調不良の方、発熱などの症状がある方はご入館をお断りいたします。
*感染拡大防止のため、スタッフはマスク着用にて対応させていただきます。
*ご入館時、お帰りの際には手指消毒をお願いします。(入口に消毒液を設置しています)
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【動物の名を冠する城たち】 🔸城の名前が表す関係性とは🔸 当館のある八女福島地区は、江戸時代からの白壁の町並みが残る「伝統的建造物群保存地区」です。この地区から東に6キロほど離れた位置に犬尾城、さらにそこから10キロほど離れた場所には猫尾城...
13/03/2026

【動物の名を冠する城たち】

🔸城の名前が表す関係性とは🔸

 当館のある八女福島地区は、江戸時代からの白壁の町並みが残る「伝統的建造物群保存地区」です。この地区から東に6キロほど離れた位置に犬尾城、さらにそこから10キロほど離れた場所には猫尾城と、なんともチャーミングな名前の城跡が残っています。しかしこのかわいらしい名前の裏には、当時それぞれの城主だった黒木氏と河崎氏との確執が背景にあったと考えられています。今回は犬尾城・猫尾城についてご紹介します。

🔹対立の証しだった猫尾城と犬尾城🔹

○二城のそれぞれの歴史

 猫尾城(別名:黒木城)は1167(仁安2)年に、筑後の有力武士であった黒木大蔵 大輔源助能(みなもとのすけよし)が、標高240メートルの山頂に築いたとされ、南北56メートル、東西28メートルの広さがあった山城と考えられています。この源助能は、2月20日の投稿でも紹介した室山熊野神社を建てた胤実(たねざね)と親交があった人物です。
 築城当時、城主は源助能でしたが次第に黒木一族の居城となりました。しかし1584(天正12)年に、豊後を中心に強固な政権を築いていた大友氏の軍勢に攻められ、一時は猫尾城にこもり交戦したものの、大友氏の名将・立花道雪と高橋紹運らによって落城。黒木氏はここで滅亡したといわれています。

 さらに、9月26日で紹介した田中吉政が「関ヶ原の戦い」で石田三成を捕らえた褒美として1601(慶長6)年柳川城に入城した際、家臣の辻勘兵衛が猫尾城の管理者となりました。しかし1615(元和元)年に江戸幕府が発布した一国一城令によって廃城になりました。

 一方で、犬尾城(別名:河崎城)は1191(建久2)年に源助能と正室の春日局(かすがのつぼね)の子、河崎三郎定宗によって標高180メートルの山頂に築かれ、城の規模は南北32メートル、東西9メートルとされています。徐福伝説が残る童男山古墳から、山道を徒歩で20分ほど登った位置にあります。

 犬尾城も築城当時は河崎三郎定宗が城主となり、河崎一族の居城となりました。しかしながら1579(天正8)年に肥前の大名であった龍造寺隆信に攻められ落城。その後修築されますが、1587(天正15)年の豊臣秀吉の九州征伐で敗れ、廃城となりました。

 当時どこにでも見られていた氏族間による本城と支城の関係性のように見えます。しかし先に建てられた猫尾城に対して、犬尾城というライバルのような名前を付けたことには深い理由がありました。「猫」と「犬」を名前に入れた背景を以下のHPで掲載しています。
 続きはこちらへ(週一回更新)

https://yamekanko.com/%e7%ac%ac%ef%bc%92%ef%bc%94%e5%9b%9e%e2%80%95-%e5%8b%95%e7%89%a9%e3%81%ae%e5%90%8d%e3%82%92%e5%86%a0%e3%81%99%e3%82%8b%e5%9f%8e%e3%81%9f%e3%81%a1/

 当館から犬尾城跡は車で15分ほど、猫尾城跡は25分ほどの場所に位置しています。犬尾城跡は城跡公園となっており、当時の土塁や堀を見ることができます。1983(昭和58)年に県指定史跡となった猫尾城跡は、現在城山公園として整備され、当時の本丸の石垣が残るほか山頂からは筑後地方を一望することもできます。春になると桜など多くの花が咲く名所にもなり、暖かくなってくるこの時期にぜひ足を運んでみてください。

🌱次回予告
 次回は平安時代最強の陰陽師(おんみょうじ)であった安倍晴明と八女との結びつきについてご紹介します。

【お問い合わせ】
八女市横町町家交流館(八女市本町94)
電話0943-23-4311
※月曜日休館、月曜日祝日の場合翌日

【来館者様のご協力をお願いいたします】
*体調不良の方、発熱などの症状がある方はご入館をお断りいたします。
*感染拡大防止のため、スタッフはマスク着用にて対応させていただきます。
*ご入館時、お帰りの際には手指消毒をお願いします。(入口に消毒液を設置しています)
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【春の八女どんたく開催】🔸イベント開催のお知らせ 今年も八女市の伝統文化やグルメ、雑貨を一度に楽しめるイベント「春の八女どんたく」が3月7日(土)と8日(日)に福島八幡宮で開催されます。 「どんたく」はオランダ語の「ZONDAG(ゾンターク...
06/03/2026

【春の八女どんたく開催】

🔸イベント開催のお知らせ

 今年も八女市の伝統文化やグルメ、雑貨を一度に楽しめるイベント「春の八女どんたく」が3月7日(土)と8日(日)に福島八幡宮で開催されます。
 「どんたく」はオランダ語の「ZONDAG(ゾンターク)」が語源で、「休日」を意味しており、八女で過ごす休日に八女のすてきなお店や文化、ひとと出会ってほしいという思いのもと始まりました。

 どのような内容の催しかご紹介します。

 福島八幡宮の境内や参道に約30以上のお店が出店。熊本県の郷土料理のだご汁のほかに、八女野草茶といったここでしか味わえないグルメも楽しめます。そのほかにも参道エリアでは「酒マルシェ」も実施され、八女の地酒が試飲できます。

🔹「八女・福島蚤の市」🔹
 福島八幡宮境内で同時開催。真っ赤なロンドンバスが登場し、写真映え間違いなしです。また、10以上のアンティーク・雑貨店も並び、古道具やクラフト作品など思いがけない掘り出し物との出会いが待っているかも。

 午後6時からは、幻想的なライトアップとプロジェクションマッピングで福島八幡宮が彩られます。300年以上の歴史がある福島八幡宮と現代の最新技術が一体となる、特別な夜を過ごしてみてはいかがでしょうか。

 他にも「春の八女どんたく」限定の授与品や体験も用意されています。

○「春の八女どんたく」限定の切り絵御朱印(福島八幡宮 特別授与所)
○写経体験、甘茶のふるまい(大東寺)
○弓矢の射的、玩具花火の千本つり(遊びの伝道 永松商店)
○鑑月焼の展示(御前窯)

 「春の八女どんたく」に出店している各店舗には、「八女和紙のれんプロジェクト」として、八女和紙で作られたのれんが掲げられ、白壁の町並みに華やかさを添えます。

 当館でも3月8日(日)午前10時から午後4時まで、マルシェを開催。
 水出し茶や茶そばの他に、売り切れ必至の茶がらおにぎりも販売します。八女茶の魅力を存分に味わえる商品ばかりなので、ぜひ足を運んでみてください。

【問い合わせ先】
八女市横町町家交流館(当館)
電話0943-23-4311 ※月曜日休館、月曜日祝日の場合翌日)

【来館者様のご協力をお願いいたします】
*体調不良の方、発熱などの症状がある方はご入館をお断りいたします。
*感染拡大防止のため、スタッフはマスク着用にて対応させていただきます。
*ご入館時、お帰りの際には手指消毒をお願いします。(入口に消毒液を設置しています)
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住所

本町94
Yame, Fukuoka
834-0031

営業時間

火曜日 10:00 - 17:00
水曜日 10:00 - 17:00
木曜日 10:00 - 17:00
金曜日 10:00 - 17:00
土曜日 10:00 - 17:00
日曜日 10:00 - 17:00

電話番号

0943-23-4311

ウェブサイト

アラート

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