02/06/2026
1992年、当時ヤクルトの野村克也監督は長距離砲でなかった古田敦也選手を4番に抜擢した時に「地位が人をつくり、環境が人を育てる。4番に据えれば、4番らしい風格や自信がみなぎってプレーにも好影響を与える」と言って送り出し、古田選手はその期待に見事応えて大活躍しました。
そんなエピソードを思い出したのは、先月末まで田川市美術館で行われた「少女英展」に出展した臼杵万理実さんが短期間に大きく飛躍した姿を目の当たりにしたから。同館の歴史ある英展のスピンオフ企画に、過去に1727名の中から他2名の作家と共に選ばれて、晴れ舞台に立ったことでステップアップしていったのだ。
これも短い準備期間に新しい作品制作に取り組み、意欲的に行動したことで新たなエネルギーが活性化された。これをやるしかないと集中できたからこそ、余計なことを考えずに創作へ没頭できたのだろう。最善を尽くすために必死になったことが実を結ぶ。強いプレッシャーがあってこそ、人は磨かれ、成長していける。
■少女英展 2026年4月11日(土)~5月31日(日) 9:30-17:30(入館は17時) 休館 月曜日、5月7日(5月4日は開館) 観覧料 一般800(700円)、高大生400(300)円、小中生200(100)円 ※( )内は団体20名以上 土曜日は高校生以下無料 田川市美術館 福岡県田川市新町11-56 画像撮影 川部那萌