06/02/2026
鏡もち
鏡もちは、お正月に飾られる日本の伝統的な縁起物で、年神様を迎えるための大切なお供えものです。丸いおもちを重ねた形は、人の魂や円満を表す「鏡」に由来するといわれ、家庭円満や無病息災、繁栄への願いが込められています。二段重ねの鏡もちは、「月と太陽」や「過去と未来」などを表し、物事が円満に続いていくことを願う形です。上にのせる橙(だいだい)は「代々」に通じ、家が代々続いていくことを象徴しています。三段重ねは、さらに福や繁栄が重なっていくことを願う、より丁寧なお供えの形とされ、地域によっては竈の神様などに供えられることもありました。鏡もちは、新しい一年の健康と幸せ、そして家族の繁栄を願う気持ちを形にした縁起物として、今も大切に受け継がれています。
この鏡もちは、庵治石の中目を使って制作しています。表面にブラスト加工を施し、「餅とり粉」をまとったお餅のようなやわらかな質感を表現しました。二段重ねと三段重ねの二種類展開です。