20/06/2016
Family Consumption Su***de ステイトメント
Family /家族
生まれてきて育てられ、その家の家族になる、子供が大人になって、また家族を作る。
ささやかな衝撃。
Consumption /消費
水で洗われて小さくなってゆく石鹸や、火を灯して熱で短くなってゆくロウソクのように、人も周囲に洗われ自ら燃えては溶けてゆき、そして、なくなってゆくのでしょう。
Su***de /自殺
夜、1日のサイクルの終わりから始まりの間、枕に頭を乗せて意識を手放す。
日々の繰り返しを繋ぐ睡眠が、まるで死の疑似体験のような行為を当たり前に繰り返していくことが奇妙に感じる。
当たり前のように自ら進んで眠りに着けば、体はそこにあるにもかかわらず、一度意識を手放してしまえば現実から隔絶されてしまう。
それでも、何度でも繰り返すことができるから、時折貪ると離れがたいのかもしれない。
思い浮かぶ事を絵描いたり、衝動的に何かを形作ることは、ある時代を生きていく過程の一種の疑似体験なのかもしれません。
石鹸のように家族や友人、周囲を、洗い、洗われ、心を燃やし、眠り、そして、目覚めることで生と死を繰り返す。
family , consumption , su***de , 内側に触れる。
下川原美帆
http://shimogawara-miho.tumblr.com
「Family,Consumption,Su***de」
洗濯物をいつも母が取り込んでいるのを思い出す。そんな風景を思い出す。
消費することで忘れるものもあるが、そんなに深刻なものでもなく、
しかしあの時に失ったものを少しだけ勿体なかったと思う時もある。
生も死も、同じようなところにある。
うっとうしいのだが、しかし、仕方なく離れていないようなものかもしれない。
それらについて、触れるように生活の一部を再構成してみる。
2016.6
尾形 愛