ギャラリー・ディエゴ表参道

ギャラリー・ディエゴ表参道 表参道ヒルズの裏手、マンションの一室にある『DiEGO表参道』。オリジナルプロダクトの「曲がるカラーキーパー」を展開すると共に、若手アーティストを中心にジャンルを問わず作品展示をしています。

「DiEGOカラーキーパー」「シールキーパー」は株式会社アピスコーポレーションが開発・製造・販売を行う製品です。
実店舗・DiEGO表参道では「襟を正す・襟で遊ぶ」をコンセプトに、オリジナルのカラーキーパーをはじめ、つけ襟やピンブローチなど「襟」にまつわるジュエリー、バイヤーが「オモシロい!」と思った大人のための雑貨を展開します。
また、若手アーティストを中心に作品展示を不定期で開催しております。こちらも、個人的に「オモシロそう、何かありそう」と思った方の作品を展示しているので、一般的なギャラリーとは少し違うかもしれません。

作品《ひじをつねる》プライベートな話で恐縮ですが…子供が保育園に通っていた時のことです。いつものように自転車で帰ってきて、チャイルドシートから降ろそうとすると、どこか神妙な表情で、自分の腕をひっぱるようにじっと手を当てていました。何をしてる...
10/06/2026

作品《ひじをつねる》

プライベートな話で恐縮ですが…
子供が保育園に通っていた時のことです。
いつものように自転車で帰ってきて、チャイルドシートから降ろそうとすると、どこか神妙な表情で、
自分の腕をひっぱるようにじっと手を当てていました。

何をしてるのかなと思いつつ家に入り、バタバタと晩ごはんを済ませ、その日の連絡帳を見ると…
「お友達をつねって泣かせてしまうことがありました」と書かれていました。
ハッとしました。納得しました。チャイルドシートの上で、自分がお友達に与えてしまった痛みの正体を、
自分の腕をつねることで確かめ、想像しようとしていたのだと。

青沼優介作品《ひじをつねる》。

人のひじには、痛点がほとんどありません。 作家は問いかけます。
「自分が痛くないからといって、つねっていいのか。痛みを伴わないなら、何をしてもいいのだろうか」と。

画面の向こうで行き交う容赦ない言葉、あるいは世界の不条理。自分には直接の痛みが返ってこない安全な場所にいるからと、私たちは他者への想像力を放棄してはいないか。本作は、現代社会の歪みへのメッセージが込められた作品のように思います。

あの時、小さな身体で痛みを想像しようとしていた子供の姿を思い出すたび、この作品が大人である私たちに突きつける問いの鋭さに、身が引きしまる思いがします。

Title: Just Because It Doesn't Hurt (Originally titled in Japanese: Pinching the Elbow)

At first glance, this piece captivates viewers with its playful, almost toy-like, and comical appearance. However, it carries perhaps the most explicit and powerful message in Yusuke Aonuma’s career, serving as a poignant commentary on current global affairs.

The human elbow contains very few pain receptors. The artist poses a fundamental question: "Just because it doesn't hurt, does it mean it's okay to pinch it? If you don't feel the pain yourself, is any action permissible?"

While much of the world turns a blind eye to distant conflicts and injustices—shielded by a lack of personal pain—Aonuma uses a lighthearted aesthetic to deliver a sharp critique of our collective apathy. The stark contrast between the piece's whimsical exterior and its heavy philosophical core forces us to reconsider the boundaries of our own empathy and imagination.

素材/Media:Aluminum,PLA,Nylon,Stainless steel
サイズ/Size:W24.0xH19.0xD13.0cm(frame sizeD2.0cm) 
2026

青沼優介 個展 「めいめい」
5/23(土)- 6/20(土)←6/13から変更
水/木 13:00–18:00
金/土 13:00–20:00
日/月/火  休廊


Solo Show "MAY, MAY"
23.05-20.06.2026
Wed/Thu 1-6 pm
Fri/Sat 1-8 pm
Sun/Mon/Tue Closed

     #도쿄전시

2025年9月に開催したプロジェクト「三畳芸術センター」。その始まりから終わりまでの記録が、システム・エッセイ・インタビューの3冊で構成されたアーカイブブックです!淡いグリーン、少しざらついた紙の触り心地。たたみ三畳の1/10の縮尺、三畳の...
05/06/2026

2025年9月に開催したプロジェクト「三畳芸術センター」。その始まりから終わりまでの記録が、システム・エッセイ・インタビューの3冊で構成されたアーカイブブックです!

淡いグリーン、少しざらついた紙の触り心地。
たたみ三畳の1/10の縮尺、三畳の敷き方・祝儀敷きで組まれた、たたみの香りまで漂うような、もう一つの「三畳芸術センター」。

デザイン、アートに関わる方、興味のある方、ウチのオフィスにもアートを!とご検討されている方、
遠方で展示には来られないけど気になる…という方、
DiEGO表参道オンラインショップでご購入いただけます。
充実の内容の三畳芸術センターアーカイブブック、ぜひ!

三畳芸術センター
オフィスビルにアートを設置するプロジェクトの一環。2025年9月、日本橋室町三ツ井タワー受付フロアに三畳のアトリエを設置し約1か月の滞在制作を行う。

三畳芸術センターとは(以下一部抜粋)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この三畳芸術センターは、アーティストの制作過程や思考、営みなど、普段作品の鑑賞だけでは伝えることのできない「あわい」を発信し、一方で皆さんとアート活動を通じて交信するためのスペースでもあります。アートを専門とする部署のように思っていただければ良いかもしれません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

著者 青沼優介
話し手(インタビュー)青沼優介/高田亜美/neighby
写真 浅葉未渚/neighby
編集・印刷 neighby
発行日 2025年12月1日

We are afraid that an English translation is not available.

開催中(会場でもご購入いただけます)
青沼優介 個展 「めいめい」
5/23(土)- 6/20(土)←6/13から変更
水/木 13:00–18:00
金/土 13:00–20:00
日/月/火  休廊

Yusuke Aonuma Solo Show "MAY, MAY"
23.05-20.06.2026
Wed/Thu 1-6 pm
Fri/Sat 1-8 pm
Sun/Mon/Tue Closed

#本 #アートブック #たたみ #オフィスにアートを

5月が終わり、6月が始まりました。開催中の青沼優介個展、タイトル「めいめい」。 その英語表記は、"MAY, MAY" です。作家からタイトルを聞いた翌日、奥からなんとなく引っ張り出した、谷川俊太郎さんの著書『一時停止』(草思社)。読み進める...
04/06/2026

5月が終わり、6月が始まりました。

開催中の青沼優介個展、タイトル「めいめい」。 その英語表記は、"MAY, MAY" です。

作家からタイトルを聞いた翌日、奥からなんとなく引っ張り出した、谷川俊太郎さんの著書『一時停止』(草思社)。読み進めると、「五月の空」という一節がありました。この一節の最後の一文。

ーーーーーー―――――――――――――――――――――
「MAY, MAY-DAY ―私はそれを落第生のように、
……してもよい日と訳す。

 生きていてよい月、五月、喜んでよい月、かなしんでよい月、希望をもってよい月、愛してよい月、五月、その寛大な五月が、その日からはじまっていた。
――――――――ーーーーーーーーーーーーー――ーーー

このタイミングで、この言葉に出会う奇跡。

五月の個展のMAY。そして、助動詞の …してもよいMAY。
迷っていい。混沌としてもいい。はっきりしなくていい。 名前(タイトル)をつけてもつけなくてもいい。
そんな、作家がステートメントに記した迷い(めいめい)と、あまりにも鮮やかに重なりました。

青沼展は大好評につき、6月20日(土)まで延長いたします!!

不安な情勢が続く毎日ですが、だからこそ、DiEGOの空間に流れる「……してもよい」という寛大な空気に触れて、少しでも気持ちをゆるめていただけたらうれしく思います。

「まずは来年の5月も、またみんなで笑顔で過ごせますように」 そんな祈りと願いを込めて、皆さまのご来場を心よりお待ちしております。 どうぞ「めいめい」のままでいらしてください😊

青沼優介 個展 「めいめい」
5/23(土)- 6/20(土)← 6/13から変更
水/木 13:00–18:00
金/土 13:00–20:00
日/月/火  休廊

Yusuke Aonuma Solo Show "MAY, MAY"
23.05-20.06.2026
Wed/Thu 1-6 pm
Fri/Sat 1-8 pm
Sun/Mon/Tue Closed

#谷川俊太郎 #一時停止 #青沼優介 #現代アート #表参道

お待たせいたしました!本展で入力していただいた、皆さまが思う「粋」とChatGPTが思う「粋」。完成いたしました!1.初日に入力された「粋」2.5/27(水)に入力された「粋」≪粋は生成できるか?≫作品は増え続けます。The bonsai ...
30/05/2026

お待たせいたしました!

本展で入力していただいた、皆さまが思う「粋」とChatGPTが思う「粋」。
完成いたしました!

1.初日に入力された「粋」
2.5/27(水)に入力された「粋」

≪粋は生成できるか?≫
作品は増え続けます。

The bonsai generated from your interpretations of “iki” and ChatGPT’s interpretation of “iki” have now been completed.

“Iki” entered on the opening day “Iki” entered on May 27

“Can ”Iki“ Be Generated?”

The work continues to grow.

青沼優介 個展 「めいめい」
5/23(土)- 6/13(土)
水/木 13:00–18:00
金/土 13:00–20:00
日/月/火  休廊

.aonuma Solo Show "MAY, MAY"
23.05-13.06.2026
Wed/Thu 1-6 pm
Fri/Sat 1-8 pm
Sun/Mon/Tue Closed

作品《まだ、かろうじて生きている 例題2》風が描くドローイング。ゆっくりと、カラカラと隕石が動き、モルタルに跡を残していきます。描こうとして描かれた線にはない、風の気まぐれな軌跡。そして、この、隕石がモルタルに触れる度に響く音は、どこか風鈴...
29/05/2026

作品《まだ、かろうじて生きている 例題2》

風が描くドローイング。ゆっくりと、カラカラと隕石が動き、モルタルに跡を残していきます。

描こうとして描かれた線にはない、風の気まぐれな軌跡。そして、この、隕石がモルタルに触れる度に響く音は、どこか風鈴のような趣を感じさせます。
作家が亡くなった後も、この装置はただ無機質に、そして淡々と、新しい風景を描き続けます。
意思を放っておくことで生まれる、美しさのかたちでしょうか…。

Title: Still Barely Alive

"Even if people say an artist's work outlives them, once we die, we merely become protein, losing the power to create. ...If my intent cannot be conveyed, did it even need to exist from the start?" — From the Artist's Statement

This work operate as a device that create drawings through the wind, completely independent of the artist’s intention. As the fan-like object sways with the movement of the air, a stone gently scratches the slate below. The whimsical trace of the wind shapes the drawing, while simultaneously eliciting a light, resonant sound reminiscent of a traditional Japanese wind chime.

The piece poses a profound question about the nature of "intent" in art. Does an artwork truly live only through the creator's will? Or can a drawing possess its own life, continuing to evolve unintentionally and organically long after the hand that conceived it has gone?

We invite you to experience this quiet, thought-provoking encounter where nature itself takes over the act of creation.

まだ、かろうじて生きている 例題2
素材/Media:アルミ、モルタル、隕石、PETG、紐
ベアリング、スチール
aluminum.mortar.meteorote.PETG.string
bearing.steel
2026

青沼優介 個展 「めいめい」
5/23(土)- 6/13(土)
水/木 13:00–18:00
金/土 13:00–20:00
日/月/火  休廊

Solo Show "MAY, MAY"
23.05-13.06.2026
Wed/Thu 1-6 pm(土)- 6/13(土)
Fri/Sat 1-8 pm
Sun/Mon/Tue Closed

#現代アート #ドローイング

/アートがあります。ARSがあります。迷い、願いもかたちとなって在ります。青沼優介個展「めいめい」開催中\青沼優介展@DiEGOの開催年は、なぜか社会の大きな転換点と重なります。2020年のコロナ禍から6年。私たちは今、再び新たな混迷の中に...
28/05/2026

/アートがあります。ARSがあります。迷い、願いもかたちとなって在ります。青沼優介個展「めいめい」開催中\

青沼優介展@DiEGOの開催年は、なぜか社会の大きな転換点と重なります。2020年のコロナ禍から6年。私たちは今、再び新たな混迷の中にいます。

本展「めいめい」において、青沼はあえて己の迷いをそのまま展示空間へ持ち込みます。それは、表現の実態を生み出す装置の試作であり、論理を突き詰めた先に現れる、純度の高い詩的体験のようでもあります。

迷迷、冥々、明々、命名。

迷迷とした日々の中ですくい上げられた、一期一会、かもしれない物語。変わりゆく時代の空気と共に、どうぞ五感でお楽しみください。

For reasons difficult to explain, exhibitions by Yusuke Aonuma at DiEGO have often coincided with moments of major social transition.

Six years after the confusion of 2020, we now find ourselves once again in a time of instability and uncertainty.

In this exhibition, “MAY,MAY”, Aonuma deliberately brings his own hesitation and uncertainty into the exhibition space itself.

The works function as prototypes for devices that generate the reality of expression.
At the same time, they appear almost as highly distilled poetic experiences — something that emerges only after logic has been pursued to its furthest edge.

“MAY,MAY”:a wondering a narrative gathered from days confusion,ambiguity,light and darkness.
We invite you to experience the works created through the artist's own process of doubt and searching.

青沼優介 個展 「めいめい」
5/23(土)- 6/13(土)
水/木 13:00–18:00
金/土 13:00–20:00
日/月/火  休廊

Solo Show "MAY, MAY"
23.05-13.06.2026
Wed/Thu 1-6 pm
Fri/Sat 1-8 pm
Sun/Mon/Tue Closed

一部の作品はDiEGO表参道オンラインショップよりご購入いただけます😌

Some of works are available for purchase through the online shop linked in our profile. 📦

作品≪粋は生成できるか?≫人が思う「粋」を入力した言葉をもとに、AIが盆栽のイメージを生成し、3Dプリンターがそれを出力する。そこに、作家の手仕事はありません。それでも私たちは、出来上がった盆栽を前に、きれい、なんか変…などと語ります。限り...
27/05/2026

作品≪粋は生成できるか?≫

人が思う「粋」を入力した言葉をもとに、
AIが盆栽のイメージを生成し、3Dプリンターがそれを出力する。そこに、作家の手仕事はありません。

それでも私たちは、出来上がった盆栽を前に、
きれい、なんか変…などと語ります。

限りなく盆栽でありながら、どこか“粋になりきれない”その姿。テクノロジーが人間に近づくほど、
逆に、人の感覚や身体性の輪郭が見えてくるようです。

作品を生成しているのはAIだけではありません。作家、AI、鑑賞者、そして批評。
この作品は、これらの関係性そのものが作品を生成していく、そんな状況を示唆しているのかもしれません。

会期中も、皆さまの「粋」を入力し、3Dプリンターで出力していきます。増えていく盆栽もどうぞお楽しみに😌

“Can Iki Be Generated?”
Can AI generate “iki” — a uniquely Japanese sense of refined elegance
and subtle aesthetic awareness?

For this project, visitors are invited to input their own interpretation
of “iki.”
The AI then generates images based on those words, which are
materialized as bonsai forms through a 3D printer.
The artist’s hand is absent from the making itself.

And yet, standing before these objects, we begin to speak:
beautiful, strange, incomplete, intriguing.

The resulting bonsai appear almost authentic,
yet never fully become bonsai.
Perhaps they never fully become “iki,” either.

As technology advances ever closer to human perception,
the gap between machine and human sensitivity becomes quietly visible.

But perhaps AI is not the only thing generating meaning here.
AI, artist, viewer, and criticism —
this work may suggest a situation in which their relationships
themselves continue generating the artwork.

粋は生成できるか?
Can Iki Be Generated?
約15x7.5x7.5cm
ChatGPT,tripoAI,PETG
2025

青沼優介 個展 「めいめい」
5/23(土)- 6/13(土)
水/木 13:00–18:00
金/土 13:00–20:00
日/月/火  休廊

Yusuke Aonuma Solo Show "MAY, MAY"
23.05-13.06.2026
Wed/Thu 1-6 pm
Fri/Sat 1-8 pm
Sun/Mon/Tue Closed



#現代アート #盆栽

すでに気に留めてくださっている方も多いと思いますが…来週5/23(土)から始まる青沼優介展のご案内です!迷迷、冥々、明々、命名。命がある限り作りたいと思うものの、その欲望が長続きするわけではない。日と同じように、明暗が同居する。では己の日没...
14/05/2026

すでに気に留めてくださっている方も多いと思いますが…
来週5/23(土)から始まる青沼優介展のご案内です!

迷迷、冥々、明々、命名。命がある限り作りたいと思うものの、その欲望が長続きするわけではない。
日と同じように、明暗が同居する。では己の日没で何を作るか/何を作らせるかをそろそろ考える。
表現の実態を生み出す装置の試作。美と迷いを立ち上げる試み。
青沼優介

2020年、止まってしまった時間の中でタンポポの綿毛を植え続け、なにげない日常と静かな祈りを視覚化した青沼優介。
あれから6年。青沼は、Poetic Curiosityでの活動を通じ、論理的な解像度と詩的な感性を高度に融合させる表現者へと進化を遂げたように思います。

6年ぶりとなる本展のタイトル「めいめい」。迷迷、冥々、明々、命名。そして、May、May。

かつての繊細な作品への評価を超え、現在は、物理現象や迷いそのものを装置化し空間に立ち上げる試みに挑んでいます。理系的な緻密さをもって、捉えどころのない生のゆらぎを解く。
6年前のあの場所から、彼の視点はどのように変化し、今何を見つめているのか。
変わりゆく時代と、作家が迷いながら創り上げる一期一会、かもしれない空間をどうぞお楽しみください😌

In 2020, as time stood still, Yusuke Aonuma visualized everyday life and
silent prayers by planting dandelion fluff. Six years later,through his
work within Poetic Curiosity,
he has envolved into an artist who masterfully blends analytical clarity with poetic sensibility.

His new show "MAY, MAY",transcends his renowned delicate craftsmanship.
He now transforms physical phenomena and the inherent uncertainty of life into tangible installations.
How his perspective has shifted since that place six years ago and what he gazes upon now.Please enjoy the unique space created by the artist
amidst changing times—an encounter that, as the title suggests, may just
be a singular, fleeting discovery🌿

青沼 優介 
1989年千葉県生まれ。武蔵野美術大学造形学部工芸工業デザイン学科を卒業後、東京藝術大学大学院美術研究科修士課程を修了。
デザイン活動を続ける傍、アーティストとしても活動。たんぽぽの綿毛を構造体に昇華した建築作品「息を建てる/都市を植える」で2018年東京ミッドタウンアートアワードのグランプリを受賞。
都市における人々の営みやメタボリズムを詩的感覚で捉え、制作する。
三好賢聖とのデザインユニット「Poetic Curiosity」共同主宰。武蔵野美術大学非常勤講師、東京都立大学システムデザイン学部助教。

#青沼優介 #現代アート #5月

遅ればせながらのご挨拶ですが…北林加奈子個展 on fullness は5/2を持ちまして無事終了いたしました。お運びくださいました皆さま、SNSでお楽しみくださいました皆さま、皆さまありがとうございました🙇展示が終わった後のスペースには静...
13/05/2026

遅ればせながらのご挨拶ですが…北林加奈子個展 on fullness は5/2を持ちまして無事終了いたしました。お運びくださいました皆さま、SNSでお楽しみくださいました皆さま、皆さまありがとうございました🙇

展示が終わった後のスペースには静けさだけが残っています。「on fullness」は少し違いました。
作品がそこにあったという気配が、重力の中にしるしとして刻まれているような、そんな不思議な感覚があります。

今回、作家と話し合い「土だけに委ねる」という試み。
異素材を組み合わせるという表現を休止させた時、そこに現れたのは、土そのものが自ら立とうとする意志のような、研ぎ澄まされたバランス感覚でした。
人型の造形が、礎(いしずえ)のような重みと、羽のような軽やかさを同時に抱えているのは、
北林加奈子が重力と対話できる表現者だから…。
彼女の体は、深い所にあるバランスで世界を捉えようとしている。これまで北林作品を観続け、再認識した、いえ、新たに気付いたことでした。

彼女の指先が土に触れる時、それは単なる造形ではなく、太古から続く皮膚の記憶を呼び覚ます儀式のように思います。 
そして、足し算を止め、引き算に向かったことで、かえって豊かさ(fullness)が露わになる。
そのパラドックスこそが、私たちが今回目撃したもの、だったのかもしれません。

本展での試みはとても勇気のいるものだったと思いますが、作家が満ちたものを少しでも感じてくださっていたら、新たなチャプターの始まりになっていたらとても嬉しく思います。
引き算の先に見えてきたもの。見えてくるもの。 
そこには、私たちがまだ見たことのない、とても純粋な皮膚の記憶が立ち上がるでしょう。

「on fullness」。作家の人生が、皆さまの人生が満ちていくことを切に祈っております😌

The solo show "on fullness" by Kanako Kitabayashi has come to a successful close. 

In this show, Kitabayashi moved away from her signature mixed-media approach to focus exclusively on pure clay. It was a courageous act of "subtraction."

What emerged was the raw brilliance of her innate sense of balance, the rich language of her glazes, and the eloquence of her hands in dialogue with the earth.

Her humanoid figures stand with a unique equilibrium—solid like a foundation, yet surprisingly light. They carry an aura that invites both a gentle touch and a quiet prayer.

Through this process of paring down, a primal "memory of the skin" has begun to surface—a purity we have yet to fully witness.

We hope that this sense of "fullness" continues to resonate within the artist's journey and within your own lives✨️

プロフィールにあるDiEGO表参道オンラインショップでは、引き続き本展の様子を動画でお楽しみいただけます。
Please also note that on the DiEGO Omotesando online shop, you can continue to enjoy a video of Kanako Kitabayashi’s solo show🎞

極限まで単純化された人型は、どこかお地蔵様や道祖神を思わせます。 あしらわれた小石のような装飾。祈りをささげて誰かが置いたのか、あるいはそこに石があったから置いたのか。 そんな、人の本能的な衝動を思わせつつも、見つめていると不思議と呼吸が静...
30/04/2026

極限まで単純化された人型は、どこかお地蔵様や道祖神を思わせます。 あしらわれた小石のような装飾。
祈りをささげて誰かが置いたのか、あるいはそこに石があったから置いたのか。 
そんな、人の本能的な衝動を思わせつつも、見つめていると不思議と呼吸が静かにととのっていきます。 
北林加奈子の作品には、そんな根源的な安らぎが宿っています。

“Archetypal Prayers: Forms that Calm the Breath”

These humanoid figures, simplified to their very essence, evoke the presence of Jizo or Dosojin—Japan’s ancient roadside deities.

The pebble-like accents stir a primeval human instinct: the urge to leave a stone as an offering, or perhaps simply because it was there. While the work sparks the imagination, it simultaneously guides one's breath into a tranquil, steady rhythm.

In the hands of Kanako Kitabayashi, the clay becomes a vessel for a fundamental peace.

on fullness-3
陶/ceramic
w240xh300xd65mm
2026

北林加奈子個展 on fullness 
5/2(土)迄
水/木/土 13:00–18:00
金 13:00-20:00

Kanako Kitabayashi Solo Show
 on fullness
11.04-02.05.2026
Wed/Thu/Sat 1-6 pm
Fri 1-8 pm

Photo1
ありがとうございました!

     

住所

神宮前4-17-8 オリエンタル原宿 205
Shibuya-ku, Tokyo
150-0001

電話番号

+81334783130

ウェブサイト

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