五島美術館は、東京の西南端、武蔵野の雑木林の台地が多摩川に向って深く傾斜する国分寺崖線上に位置しています。敷地は約20,000㎡。庭には枝垂桜やツツジなど四季折々の花々が咲き、晩秋には紅葉も見頃を迎えます。創立者は、東京急行電鉄の会長であった五島慶太翁(ごとうけいた1882ー1959)です。翁が、半生をかけて収集した日本・東洋の古美術品(明治期以前)を根幹に、昭和35年(1960)に設立されました。建物の設計は、和様空間の案出に秀れた芸術院会員・吉田五十八(よしだいそや 1894ー1974)。コレクションの中で、最も有名な国宝「源氏物語絵巻」「紫式部日記絵巻」にふさわしい寝殿造の意匠を随所に採り入れています。展覧会は、年間6-7回、そのうち特別展を1ー2回程度開催しています。展示品は展覧会ごとに変わり、コレクションから各分野の代表作品を紹介しています。特別展では毎回特色あるテーマを企画し、
最新の研究成果を反映した内容で好評を博しています。展示室は2部屋(展示室1・約280㎡/展示室2・約70㎡)で構成され、館内を一巡する平均鑑賞時間は約50分。豊かな自然が残る庭園では、石仏や四季の草花が楽しめます。また、ミュージアムショップでは、名品図録をはじめとする美術関係書籍や、コレクションをデザインしたミュージアムグッズが人気を集めています。平成22年(2010)、五島美術館は開館50周年を迎えました。翌平成23年に大東急記念文庫と合併し、平成24年4月1日より「公益財団法人五島美術館」として新たな歩みを始めています。
■住所=〒158-8510 東京都世田谷区上野毛3ー9ー25
■開館時間=午前10時ー午後5時(入館受付は午後4時30分まで)
■休館日=毎月曜日(祝日の場合は翌日)、展示替期間、夏期整備期間、年末年始など
■入館料(特別展は別途)=一般1,100円/高・大学生800円/中学生以下無料
■展覧会のご案内=ハローダイヤル050ー5541ー8600
■交通=東急大井町線(各駅停車)「上野毛駅」下車徒歩約5分
公益財団法人 五島美術館