06/08/2026
今年度も8月3日(月)から、賀川豊彦記念松沢資料館では学芸員実習を開始しています。写真①は本日行った実習の一つ、常設展示場の展示資料の整備作業です。普段は透明なアクリルケースで囲われている展示資料を、ケースを外して状態確認を行います。アクリル越しではない生の資料を確認することにより、資料の実際の質感や他の情報などが分かりとても興味深いです。
本日の午後は、文書資料の脱酸処理(写真②)や掛け軸の展示作業(写真③④)なども行いました。明治~昭和中期頃まで使用されていた酸性紙による文書資料の酸化を防ぐために、脱酸処理作業が必要となります。写真②のように「ブックキーパー(脱酸性化処理剤)」を使用する方法や、弱アルカリエンベロープという保存用封筒を使用する方法があります。また、掛け軸展示作業では写真③④にある通り作業中に掛け軸の裏に資料の由来が記述されているのを発見することができました。実際に資料を触ることによる発見の多さについて、改めて学ぶことができました。
短い間ではありますが、当館で学ぶ知識や経験がかけがえのない財産となり、今後の人生で活かされることをお祈り申し上げます。
今回は開催日が近づきましたので、「賀川豊彦と世田谷郷」の関連企画について改めてお知らせいたします。写真⑤にある通り、8月8日(土)午後2時~4時の間、当館で杉浦副館長が「賀川豊彦の生涯」と題して講演を行います。参加費は無料ですが要事前申込なので、上北沢図書館に申込をしていただき、ぜひともご参加をお願いいたします。
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