10/08/2026
「ヤチムンの8月」なんとかかんとかスタートすることができました。うっかりしていて気づかなかったのですが初日は令和8年8月8日で8並びの末広がりで縁起のいい日だったようです。開店前から外でお待ちになっていた一番乗りのグループはお買い物が目的ではなく以前に金城次郎さんの抱瓶(だちびん)をお買い求めくださった方。「箱を作ったので見せに来た」ということでした。
「奥久慈枝物部会」という部会に所属していて花桃を中心に枝物を栽培していて昨年は「日本農業賞大賞」を受賞されたそうです。この抱瓶はその記念に購入されたそうで、これに自分たちが育てた枝物を飾りたい、と。
そのセンスも素敵なのですが、この「奥久慈枝物部会」の取り組みがまた興味深いものです。耕作放棄地を活用し、枝物の栽培で地域農業を活性化させようと取り組んでおり20年ほど前に会員8名で発足した会も現在では生産者数が百数十名を数えるほどに成長しています。当初は年間の販売金額1億円をめざしていたということですが、今や3億円を視野に。また、大賞受賞は多様な担い手を確保し、農家の所得増大を実現したことが評価されたようです。
皆さん前向きで活気に満ちています。ひとりの情熱とアイディアが、ゼロからのスタートで産地を作り上げ、地域に活力をもたらしました。こんなに近くにこんなすばらしい取り組みをされている方々がいらっしゃることを今さらながら知ることができ、刺激を受けると共に嬉しく思っています。
見つめる先の未来。それを見失わなければ必ずたどりつけるはず。なにより、生き生きとされていることがなによりの財産。この抱瓶、大ぶりで出来もとてもいいのですが、行くべきところにお渡しできた気がして、そのことも嬉しいことでした。
そうそう、皆さんが総会を開いている鮎亭の女将さんはご実家が馬頭広重美術館のとなりですよ。
なお、明日8月11日(祝)は台風直撃の可能性が高くなっているようで特に午後からひどくなりそうです。そのため状況によっては臨時休店、または閉店時間を早める可能性が出てきています。ご来店を予定されている方は直接お問い合わせいただくかSNSのこまめなチェックをお願いいたします。なにごともありませんように。
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