07/06/2026
【きび美ミュージアム様 Ⅰ 倉敷のやきもの part2 近藤悠三】
器に描かれた一筆に、
その人らしさは現れるのでしょうか。
人間国宝・近藤悠三。
「染付」の名手として知られる近藤は、
京都で生まれ、民藝運動の中心人物・富本憲吉に学びながら、
独自の美を築き上げました。
白磁に深く鮮やかな藍。
その筆致は大胆でありながら、
どこか詩のような余韻を残します。
けれど近藤悠三の魅力は、
技術の高さだけではありません。
彼は若き日に倉敷へ招かれ、
酒津焼の振興に力を貸しました。
その縁をたどると、
民藝運動の精神や、
地域文化を育てようとした人々の熱意が見えてきます。
一つの器の向こうには、
作家だけでなく、
支えた人、
受け継いだ人、
地域の物語があります。
本展では、
近藤悠三が酒津で制作した作品をはじめ、
染付技法による優品の数々をご紹介。
さらに館内では、
「吉備の真髄と出会う」をテーマにした考古遺物・備前焼・刀剣、
そして倉敷出身の画家・河原修平による、
家族を見つめた油彩画も展示されています。
器を眺めていると、
ふと気づくことがあります。
本当に美しいものは、
時代が変わっても色あせないということ。
あなたの人生にも、
長く大切にしているものがありますか。
それは物でしょうか。
言葉でしょうか。
それとも、
誰かとのご縁でしょうか。
倉敷で育まれた文化とともに、
近藤悠三の静かな美の世界を味わってみませんか。
Kondo Yuzo: The Beauty of Sometsuke
This exhibition introduces the works of Kondo Yuzo, a Living National Treasure renowned for blue-and-white porcelain (sometsuke).
Born in Kyoto and influenced by the Mingei movement, Kondo developed a bold and distinctive style that transformed traditional porcelain painting into a modern art form.
The exhibition also explores his connection with Kurashiki, where he contributed to the development of local ceramics and cultural activities.
Alongside Kondo’s works, visitors can enjoy displays of Bizen ware, Japanese swords, archaeological artifacts, and paintings by local artist Shuhei Kawahara.
Discover how art, craftsmanship, and community come together to create beauty that endures across generations. ✨
▪️きび美ミュージアム(岡山県倉敷市)
▪️会期
2026年6月6日(土)~10月6日(火)
▪️開館時間
10:00~18:00
(入館は17:30まで)
※9月19日(土)・26日(土)は20:00まで開館
▪️休館日
月曜日・火曜日
※7月20日(月・祝)、8月11日(火・祝)、9月21日(月・祝)~23日(水・祝)、10月5日(月)・6日(火)は開館
※7月22日(水)、8月12日(水)、8月17日(月)~20日(木)、9月24日(木)~25日(金)は休館
▪️入館料
一般 700円
中学生・高校生 500円
小学生 300円
※10名以上の団体は2割引
※車いすで入館される方の介助者は無料
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