28/07/2026
[展覧会 Exhibition]
“Gallery Show”
グレゴール・シュナイダー (Gregor Schneider)
2026.7.17 - 8.29
11:00-18:00
日月祝日休廊
Tue. - Sat. 11:00-18:00
Closed on; Sun., Mon., and national holidays.
夏季休廊期間: 8月9日(土)〜8月17日(月)
ワコウ・ワークス・オブ・アートではこのたび、大規模な空間インスタレーションで知られるドイツの作家、グレゴール・シュナイダーの作品をご紹介するGallery Show (常設展) を開催いたします。本展では、ナチス・ドイツの国民啓蒙宣伝大臣ヨーゼフ・ゲッベルスの生家で2014年にシュナイダーが展開したプロジェクトを中心にご紹介します。
ゲッベルスの生家のプロジェクトは、自身の住居《Haus u r》から直接見えるほど近い場所に、かつてゲッベルスが暮らした家が現存していることを知った作家が、その家を家具や蔵書、園芸用具などとともに買い取り、建物とその内部を詳細に記録したのち、内部を徹底的に解体するまでを一連の流れとしています。
�ゲッベルスが去った後、第二次世界大戦下の爆撃を免れたこの家屋の歴史が公になることは今までに殆どありませんでした。戦後約70年間、ゲッベルス一族ではない人々が暮らしながら、一般の家として街の中に存在し続けていました。
本プロジェクトは、2014年にワルシャワのザヘンタ国立美術館とベルリンのフォルクスビューネ前のローザ・ルクセンブルク広場で行われた『UNSUBSCRIBE』展で、初めて公開されました。取り壊した家の内部の瓦礫、建物に残されていた本や品々、建物全てを3Dスキャンしたデータが入っているUSBメモリー、写真や映像作品などで構成され、外壁だけが残る建物の幻影を感じさせる展示となりました。
本展で展示している作品《Suppe auslöffeln(スープを平らげる)》は、ドイツ語で「自ら招いた結果を引き受ける」ことを意味する慣用句に由来し、歴史的な負荷を帯びた場所を社会がどのように扱うべきかという問いにもつながっています。
#グレゴールシュナイダー
2026.7.17 - 8.29 | 日・月・祝日休廊