島田美術館 Shimada Museum

島田美術館 Shimada Museum 宮本武蔵と肥後熊本の武家文化の美に出会う。 現在開催中の催しはこちら→http://www.shimada-museum.net/index.html

15/08/2026

【武蔵とあやかし|熊本に伝わる妖たち④】

頭に皿をのせ、両手で皿回し。
瀧下さんの鬼が、今度は河童になりきっています。

じつは熊本、各地に河童の話が残る「河童大国」。

天草では胡瓜をかじり、
酒をもらったお礼に田植えを手伝う河童。
江津湖では「ガァーッパ」と呼ばれ、
怒らせると、そうめんを供えて機嫌を直してもらったとか。

恐ろしいだけではなく、どこかおどけていて、人間くさい。
人々は、そんな不思議な存在とも折り合いをつけながら暮らしてきたようです。

かっぱっぱるんぱっぱ!

瀧下和之
《桃太郎図ノ壱千参拾 かっぱっぱるんぱっぱ》
2026年 ミクストメディア 33.3×53cm
展示公開中9月27日(日)まで。

※瀧下さんは、このたびの地震を受け、
直筆色紙による美里町の復興チャリティーにも取り組まれています。

詳しくは「美里商店」へ。

【ギャラリー】coming soon…白と藍で、涼をひとつ。天草陶石から生まれる、濁りのない白。そこに、藍の濃淡と筆の動きで描かれる染付。器峰窯の岡部さんご夫妻がつくる、普段使いの器が並びます。古典柄を今の暮らしに取り入れた蕎麦猪口や飯碗、...
14/08/2026

【ギャラリー】coming soon…

白と藍で、涼をひとつ。

天草陶石から生まれる、濁りのない白。
そこに、藍の濃淡と筆の動きで描かれる染付。

器峰窯の岡部さんご夫妻がつくる、
普段使いの器が並びます。

古典柄を今の暮らしに取り入れた蕎麦猪口や飯碗、
真っ白な白磁、深い瑠璃色の器。
そして、猫好きから生まれた猫の器も。

形も、大きさも、絵柄も、
あえて揃えすぎず。
軽さや丈夫さ、
料理の映え方まで考えた、
毎日のための器です。

暑さの続く八月の終わり。
白と藍の器に、天草の海を思いながら。
食卓から涼を楽しんでみませんか。

会期中は毎日、
招き猫の色塗りワークショップも開催します。

好きな色で仕上げた招き猫は、
その日にお持ち帰りいただけます。

時間|11:00~15:30
所要時間|30分~1時間程度
参加費|1個 1,800円
予約不要

涼を楽しむ器展
2026年8月20日(木)~24日(月)
島田美術館ギャラリー

【武蔵とあやかし|なりきり武蔵。】じつは昨年に続いて、3度目のご来館でお話をうかがうと、コスプレもされるほどの武蔵好き。それならぜひ、と模擬刀を手に二刀流で一枚、こちらも撮らせていただきました。このあと霊巌洞とのこと。どうぞお気をつけて。見...
14/08/2026

【武蔵とあやかし|なりきり武蔵。】

じつは昨年に続いて、3度目のご来館で
お話をうかがうと、コスプレもされるほどの武蔵好き。

それならぜひ、と
模擬刀を手に二刀流で一枚、
こちらも撮らせていただきました。

このあと霊巌洞とのこと。
どうぞお気をつけて。

見るだけでなく、
実際に二刀を手にして、構えてみる。

刀の重みや長さ。
そして、二本を同時に手にする感覚。

宮本武蔵像が、
少し違って見えてくるかもしれません。

模擬刀は館内でお貸ししています。
ご来館の記念に、ぜひどうぞ。

#コスプレイヤー #蒼坂

【武蔵とあやかし|妖怪マップ絶賛配布中】先日の特別授業で一緒に「熊本の妖」について考えた、武蔵小学校5年生のおともだちが、今日は「武蔵とあやかし」展を見に来てくれました。妖の話には、その土地の景色や、昔の暮らしが残っています。熊本各地に伝わ...
13/08/2026

【武蔵とあやかし|妖怪マップ絶賛配布中】

先日の特別授業で一緒に「熊本の妖」について考えた、
武蔵小学校5年生のおともだちが、
今日は「武蔵とあやかし」展を見に来てくれました。

妖の話には、
その土地の景色や、昔の暮らしが残っています。

熊本各地に伝わる25の妖を集めた
「熊本妖怪マップ」には、
まだまだ紹介しきれなかった妖たちが
QRコードになっています。
今度は、自分たちのまちや、遊びに行った先の妖を探して。

持ち帰ってからも、この展覧会の続きをどうぞ。

――――――――
熊本妖怪マップ
挿 画|蘭陵亭子梅
解 説|古閑謙太郎
デザイン|京都美術工芸大学 芸術学部3年 細田藍花

12/08/2026

【武蔵とあやかし|熊本に伝わる妖たち③】

「昔、ここには出たそうだ」
「今も——出る——ぞ——」

天草・栖本の峠道。
おばあさんが孫の手を引きながら、
「昔、ここには油瓶を下げたものが出たそうだ」と話すと、
どこからともなく声がして、
油すましが姿を現したといいます。

この小さな話は『天草島民俗誌』に記録され、
のちに柳田國男の著作や水木しげるの絵を通して、
「油すまし」の名と姿が広く知られるようになりました。

天草市栖本町河内には、
「油すましどんの墓」と呼ばれる場所も残されています。

妖の話は、そうして土地の言葉や風景、
暮らしとともに残ってきました。

ひとつの峠道で語られた不思議な話も、
いまでは天草という土地の記憶のひとつです。

中村賢次《天草の妖―油すまし―》
2026年 紙本着彩 90.9×72.7cm
9月27日まで展示公開中

11/08/2026

【武蔵とあやかし|熊本に伝わる妖たち②】

河伯(かっぱ)が、
大鯰に立ち向かう姿を描いた「鯰絵」。

熊本には河童だけでなく、
大鯰にまつわる伝承も残されています。

阿蘇市一の宮町では、
かつて阿蘇谷が湖だった頃、
その主として大鯰が棲んでいたと伝えられます。

タケイワタツノミコトが外輪山を蹴破り、
湖の水を流そうとすると、
大鯰は外輪山の岩に鼻を掛けて踏ん張ります。
しかし最後には鼻に葛を通され、
くすぐったさのあまり阿蘇を去ったのだとか。

この物語は「鼻ぐり岩」「黒川」など、
土地の名の由来にも結びついて伝えられてきました。

妖の伝承をたどることは、
熊本の土地をもう一度見つめることでもあります。

蘭陵亭子梅《河伯鯰退治図》(部分)
2023年 紙本墨画
9月27日まで公開中

10/08/2026

【武蔵とあやかし|熊本に伝わる妖たち①】

荒波のなか、剣をふるう武蔵が小さく見えるのは、
その相手が、あまりにも巨大な鯰だから。

本作は、歌川国芳《宮本武蔵の鯨退治》を下敷きに、
鯨を「鯰」へと置き換えて描かれました。

かつて人々は、地下に棲む大鯰が暴れることで
地震が起こると考えていました。

江戸時代、大地震の後には「鯰絵」が数多くつくられます。

人の力ではどうにもならない自然の脅威を、
鯰という姿に置き換え、描き、語り、
ときには笑いへと変えていく。

自然への畏れとともに暮らしてきた人々の、
ひとつの向き合い方でした。

熊本地震から10年となる今年、
この作品は制作されました。

そしてこの夏、
熊本は再び大きな揺れを経験しました。
作品が描かれたときには、
想定されていなかった出来事です。

だからこそいま、この絵の前に立つと、
昔の人々が妖や物語に託したものが、
遠い過去だけのものではないことに気づかされます。

畏れながら、それでも暮らしていく。

妖の物語には、
土地とともに生きてきた人々の記憶も刻まれています。

山本太郎《宮本武蔵の鯰退治》
2026年 紙本着彩 58×120cm
9月27日まで公開中

【8/11(火・祝)は開館します】島田美術館は火曜・水曜が定休日ですが、明日8月11日(火・祝)は祝日のため開館いたします。[本館]「武蔵とあやかし」会期|2026年9月27日(日)まで[ギャラリー]「つん展 日々、あなぐまち」8月11日(...
10/08/2026

【8/11(火・祝)は開館します】

島田美術館は火曜・水曜が定休日ですが、
明日8月11日(火・祝)は祝日のため開館いたします。

[本館]
「武蔵とあやかし」
会期|2026年9月27日(日)まで

[ギャラリー]
「つん展 日々、あなぐまち」
8月11日(火・祝)最終日!

なお、隣接のカフェ「木のけむり」はお休みです。
ご来館の際はご注意ください。

住所

島崎4丁目5-28
Kumamoto-shi, Kumamoto
860-0073

営業時間

月曜日 10:00 - 17:30
水曜日 10:00 - 17:30
木曜日 10:00 - 17:30
金曜日 10:00 - 17:30
土曜日 10:00 - 17:30
日曜日 10:00 - 17:30

電話番号

096-352-4597

ウェブサイト

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