アンフォルメル中川村美術館

アンフォルメル中川村美術館 美しい村の隠れ家のような美術館。最高のロケーションの地に日本唯一の?

西に雄大な中央アルプスを望み、眼下に天竜川の清流と緑豊かな河岸段丘の里を一望する中川村、美里の丘。この最高のロケーションの地に日本唯一のアンフォルメル美術館はたたずんでいます。この美術館は、フランス芸術文化勲章を授章した鈴木崧(すずきたかし)画伯の構想のもとに、建築家毛綱毅曠(もづなきこう)氏の斬新な設計によるものです。建築や施設は、鈴木氏から中川村が譲り受け、又、多くのアンフォルメル作品も同氏から寄贈いただいたものです。鈴木コレクションを通し、現代美術の動向や芸術・文化の広がりをお楽しみ下さい。

八十八夜の直前、5月1日は強風と雨、激しい雹に見舞われた。春から初夏へのステップ。つい1週間前には霜が降りていて、りんご農家をハラハラさせてきた。当館展望デッキの正面、中央アルプス南駒ヶ岳の北、摺鉢窪のカールには「五人坊主」の雪形が。大型連...
03/05/2026

八十八夜の直前、5月1日は強風と雨、激しい雹に見舞われた。春から初夏へのステップ。つい1週間前には霜が降りていて、りんご農家をハラハラさせてきた。当館展望デッキの正面、中央アルプス南駒ヶ岳の北、摺鉢窪のカールには「五人坊主」の雪形が。
大型連休で高速道路は車の列ながら、南信州は穏やかな時間が流れる。古刹開善寺は藤の花が見頃。石楠花や牡丹はすでに散り、さすがに標高差400メートルの伊那谷最奥部より季節の移ろいが早い。この美術館創立の際に植樹されたユズリハの樹が今年も花をつけた。名のとおり葉が花の先に伸びてくる。 
5月9日(土)からは企画展「ひかりの谷-まなざしの旅 中島信行写真展」を開催。
中島氏は数十年ぶりに飯田に帰郷後、南信州を中心に伊那谷の自然や人々の営みに静かにレンズを向けてきた。霧や朝焼け、夕暮れなど、刻一刻と変化するかけがえのない表情を捉え、作品には両アルプスに囲まれたこの谷の光の移ろいと、氏のまなざしが記憶されている。6月8日(月)まで。

天竜川にかかる坂戸橋から、尾根の上の美術館に一気に200メートルを上る。円錐の内側のスパイラルのような道筋には、ハナモモが満開だ。雑木林では山桜が清楚な風情を見せている。今年は桜の開花が早く、ソメイヨシノはすでに葉桜に。拙宅の樹齢200年超...
14/04/2026

天竜川にかかる坂戸橋から、尾根の上の美術館に一気に200メートルを上る。円錐の内側のスパイラルのような道筋には、ハナモモが満開だ。雑木林では山桜が清楚な風情を見せている。今年は桜の開花が早く、ソメイヨシノはすでに葉桜に。拙宅の樹齢200年超のヤマナシも満開の花をつけ、ほっとする。タラの芽も採り頃。  旧暦のひな祭りに合わせて開催中の「春を彩り 幸せを呼ぶー美術館のひな祭り」は4月20日(月)まで。 今回、木地師研究で知られる楯英雄氏のご教示により、伊那市出身の洋裁家で人形師の高見ふみ江氏(1918-94)制作の「民俗民芸人形」を展示している。〈伊那の勘太郎〉〈子守人形〉は数十年ぶりに再発見されたもの。 ぜひご来館を。

目覚めたばかりの春の里山に咲く江戸彼岸の巨樹が際立つ。ほどなく小彼岸桜の桃色が里に広がる。昨今はライトアップがもてはやされるが、やはり春の宵か薄曇りに見る桜が味わい深い。江戸の花見は新月の夜に雪洞を灯したのが好まれた。桜をめぐっては、坂口安...
01/04/2026

目覚めたばかりの春の里山に咲く江戸彼岸の巨樹が際立つ。ほどなく小彼岸桜の桃色が里に広がる。昨今はライトアップがもてはやされるが、やはり春の宵か薄曇りに見る桜が味わい深い。江戸の花見は新月の夜に雪洞を灯したのが好まれた。
桜をめぐっては、坂口安吾の傑作の短編があり、花咲爺は中世以前に由来し、農耕と関連する。昭和20年代ままでの雛飾りには、花咲か爺や舌切り雀などの説話的な人形がかざられていた。
枝垂れ系や彼岸系の桜は樹齢400年、500年を超えるものも珍しくなく、人間の寿命は足元にも及ばない。クローン桜のソメイヨシノは数十年で劣化してくる。

28/03/2026
28/03/2026
アトリエ棟をギャラリースペースとして貸し出しします。当館のアトリエ棟は、私財を投じてこの美術館を建設した画家で詩⼈、実業家の故鈴⽊崧が、アトリエ兼住居として使う予定だった建物です。 ユニークな部屋がスリリングにつながっています。6月11日以...
10/03/2026

アトリエ棟をギャラリースペースとして貸し出しします。
当館のアトリエ棟は、私財を投じてこの美術館を建設した画家で詩⼈、実業家の故鈴⽊崧が、アトリエ兼住居として使う予定だった建物です。 ユニークな部屋がスリリングにつながっています。
6月11日以降、⼀棟貸しに近い状態でお使いいただけます。絵画や彫刻、写真や⼯芸作品などを発表する個展、グループ展などで使ってみませんか。 本館やアトリエ棟で当館企画展を開催していない期間に限ってお使いいただけます。
⽊曜⽇から⽉曜⽇までの 5 ⽇間を単位に 10 ⽇間まで使⽤できます。5 ⽇に満たない使⽤はできません。午前 10 時から午後 4 時 30 分まで。
使⽤料は5⽇間で 30,000 円、10 ⽇間で 60,000 円です。2 週間前の⽉曜⽇までにお⽀払いいただきます。 ⼊⾦後のキャンセルはお断りいたします。 冷暖房設備をお使いの場合は、別途 1 ⽇ 600 円を会期終了後にお⽀払いください。
会場内で作品やポストカード、作品集などの販売もできます。
使⽤ご希望の⽅は事前に当館までご相談ください。
3 ⽉ 19 ⽇までの冬期休館中のお問い合わせはメールにてお願いいたします。
アンフォルメル中川村美術館:[email protected]

立春過ぎの暖かさで石の間から福寿草が顔を出した途端に真冬の寒さがまた襲来。  アンフォルメル中川村美術館では3月20日から4月20日まで「春を彩り幸せを呼ぶー美術館のひな祭り」を予定しています。今回は迷宮のようなアトリエ棟をフルに使ってさま...
08/02/2026

立春過ぎの暖かさで石の間から福寿草が顔を出した途端に真冬の寒さがまた襲来。  アンフォルメル中川村美術館では3月20日から4月20日まで「春を彩り幸せを呼ぶー美術館のひな祭り」を予定しています。今回は迷宮のようなアトリエ棟をフルに使ってさまざまな雛人形などを展示します。  そこで、皆様にお願いです。この期間にひな人形を貸してくださる方はいらっしゃいませんか。  平成以降の段飾りや創作人形、市松人形を始め、江戸、明治、大正期の古い内裏雛など、ご出品いただける方は当館の電子メールまたはこのインスタグラムにご連絡ください。(冬期休館中につき電話は通じません)        [email protected]

民俗採訪。暖かな1月。旧暦なら今の時期はこれくらいの気候なのかもしれない。小正月に近隣を回ってみた。伊那谷北部、天竜川上流域の山裾の集落では、正月飾りを焚き上げる「どんど焼き」とは別に、「大文字(でーもんじ)」を立てる風習が伝わっている。各...
17/01/2026

民俗採訪。
暖かな1月。旧暦なら今の時期はこれくらいの気候なのかもしれない。
小正月に近隣を回ってみた。伊那谷北部、天竜川上流域の山裾の集落では、正月飾りを焚き上げる「どんど焼き」とは別に、「大文字(でーもんじ)」を立てる風習が伝わっている。各集落の入り口=「辻」に並ぶ道祖神の脇に建てる。そこは「塞の神(せえのかみ)」と呼ばれる災除けや厄落としの場でもある。厄年の者が、普段使いの飯茶碗に年の数の銭を入れ、小正月の深夜に一人で訪れ、後ろ向きに茶碗を投げて道祖神に当てる。後ろを振り返らず、人に会わないように家に帰る。朝になって子供たちが銭を拾いに来て、駄菓子などを買い、使い切って家に帰ったという。これでめでたく厄が祓われる。
江戸後期あたりから続く大文字の風習は数少なくなった民俗事例だ。

元日に柚子湯に入った。本来は冬至だが。この日、飯田市の元山白山神社額堂での年越し恒例となった山内孝一さんの展示を拝見した。廃れていた額堂にもう一度目を向けたいという神社役員の意向で実現してきた。山内さんはこの何年か制作で竹を素材に使用してい...
08/01/2026

元日に柚子湯に入った。本来は冬至だが。
この日、飯田市の元山白山神社額堂での年越し恒例となった山内孝一さんの展示を拝見した。廃れていた額堂にもう一度目を向けたいという神社役員の意向で実現してきた。山内さんはこの何年か制作で竹を素材に使用しているが、自作のライ麦に加え、今回は剪定された梅の徒長枝が結束されて自立。亀甲状に編まれた竹の一部が参道から額堂に這い込み、しなやかな弧を描いて天井に亀甲が開いた。かつて、人々の感謝の思いや希望を託した額が奉納されてきた額堂は、神社の長大な石段の下で佇立していたが、越年にまた息を吹き込まれたようだ。
参道を挟んだ向かい側の、かつて御手洗の流れと池があった場所には、宮内直幸さんの作品が静かに佇んでいた。農業用ビニルという手軽な素材ながら、吊り紐には松の枝先と鈴が結ばれ、水をめぐる作品として自立。もともと白山信仰は山や水を神体とし、この元山白山神社が立地する場所は伊那谷を縦貫する活断層が所在し、湧水もあったのでは。信州の神社の多くは水神と雨乞いに由来するとは笹本正治先生から聞いた。
「サイトスペシフィック」は美術の分野で使われるが、この場所に祠が建ったことさえもサイトスペシフィックと思えてきた。ここには時間と記憶が積層し、新たなサイトスペシフィックとして表現の場所になってきた。
次々と知人が訪れて話が広がり、薄暗くなりかけた4時頃は、ちょうど2年前の能登の地震の揺れをここで体感したのだった。早いものだ。
帰りがけに宮内さんが、ご自分で収穫した柚子を私のコートの両ポケットにいくつも押し込む。それで、元日の柚子湯となった。山内さんのライ麦から作った朝生さんの美味しいクッキーは現地でいただいた。

新年を迎えおめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。*来期開館は3月20日です。お待たせいたします。
03/01/2026

新年を迎えおめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
*来期開館は3月20日です。お待たせいたします。

住所

長野県上伊那郡中川村大草2124番地
Kamiina-gun, Nagano
399-3801

営業時間

月曜日 10:00 - 17:00
木曜日 10:00 - 17:00
金曜日 10:00 - 17:00
土曜日 10:00 - 17:00
日曜日 10:00 - 17:00

電話番号

0265-88-2680

ウェブサイト

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