三宅美術館

三宅美術館 海老原喜之助や中間冊夫など鹿児島ゆかりの作家の絵画や、薩摩および琉球の焼物を展示しています。開館時間:午前10時~午後4時半 新型コロナウイルス感染拡大予防のため、当面の間臨時休館いたします。

昨日に引き続き、横手順子さんの作品をご紹介します。本日紹介する「ゆうなとアカヒゲ」(2022年)も、奄美諸島ならではの生きものをモチーフとした作品です。「アカヒゲ」は鹿児島県奄美大島、徳之島、種子島等に生息する、全長14㎝ほどの鳥です。国の...
11/08/2026

昨日に引き続き、横手順子さんの作品をご紹介します。
本日紹介する「ゆうなとアカヒゲ」(2022年)も、奄美諸島ならではの生きものをモチーフとした作品です。

「アカヒゲ」は鹿児島県奄美大島、徳之島、種子島等に生息する、全長14㎝ほどの鳥です。国の天然記念物に指定されています。鮮やかな赤橙色の羽と、頭から胸元までの黒色、腹部の白色がコントラストをなしているのがオス、頭から腹部まで灰色で、オスより羽の色が地味なのがメスです。

「ゆうな」は「オオハマボウ」の奄美~沖縄地方での名称で、屋久島以南に自生しています。
徳之島町の町花に指定されており、6月から8月にかけて、県本土もよく見られる「ハマボウ」によく似た花を咲かせます。

ここで、作品の中に黄色い花(2枚目)と赤い花(3枚目)の2種類があることにお気づきかもしれません。実は、「ゆうな」の花の色は時間の経過とともに大きく変化します。

朝の咲きはじめは薄い黄色だったのが、次第に濃いレモンイエローとなり、夕暮れ時には花脈(※花びらで言う葉脈)を残して赤褐色に染まっていくのです。このユニークな特徴が、細い切り抜き部分を入れた花びらを重ねることによって繊細に表現されています。

夏を謳歌する生き物たちのエネルギーが伝わってくるような作品です。

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本日は貼り絵作家、横手順子さんの作品をご紹介します。「貼り絵」は作品に使用するパーツを様々な紙から作成し、貼り重ねて作品にする手法です。一口に「紙」といっても色や風合い、質感など様々。作品のイメージに合う紙を一つ一つ厳選し、構成していくのだ...
10/08/2026

本日は貼り絵作家、横手順子さんの作品をご紹介します。

「貼り絵」は作品に使用するパーツを様々な紙から作成し、貼り重ねて作品にする手法です。
一口に「紙」といっても色や風合い、質感など様々。
作品のイメージに合う紙を一つ一つ厳選し、構成していくのだそうです。
中にはもう既に流通、製作されていない貴重な紙もあるとか!

「夏季九華展」では5点展示されていますが、その中からポスターに掲載している、「月桃・えらぶゆりとルリカケス」をご紹介。
タイトルにあるとおり、モチーフは月桃(げっとう)、えらぶゆり、ルリカケスです。

月桃は清涼感のある香りと殺菌効果があることで知られ、昔から食べ物を包んだり、人々の生活には欠かせない植物です。
現在はその効能からアロマや化粧品にも利用されています。

えらぶゆりの「えらぶ」は沖永良部島からきた名前です。
もともと自生していたテッポウユリを繁殖、栽培したもので、
テッポウユリ自体は奄美諸島から南西諸島まで広く自生しています。

ルリカケスは、奄美大島、加計呂麻島、請島に生息する固有種の天然記念物の鳥で、鹿児島県の県鳥でもあります。

横手さんは、この奄美大島、徳之島の世界遺産シリーズの制作に取りかかる前に、1年掛けて動植物や文化の勉強をされたそうです。
奄美大島でえらぶゆりが咲くのは4~5月。
その1月後に咲くのが月桃。
満開のえらぶゆりと、まるで桃のような月桃の蕾、時間軸もぴったりです。
そこに、ちょうど繁殖期を迎えるルリカケスが配置され、奄美大島の繁栄へのオマージュを感じる作品です。

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一昨日に引き続き、彫刻家・福元修一先生の作品をご紹介します。「断崖」ハンレイ岩、台座:花崗岩1991年80年代末から90年代にかけて、福元先生は「断崖」の表現に取り組まれます。80年代の有機的なモチーフ(「BLACK FLOWER」もその一...
09/08/2026

一昨日に引き続き、彫刻家・福元修一先生の作品をご紹介します。

「断崖」
ハンレイ岩、台座:花崗岩
1991年

80年代末から90年代にかけて、福元先生は「断崖」の表現に取り組まれます。
80年代の有機的なモチーフ(「BLACK FLOWER」もその一つです)を制作していた時期を経て、次は無機的なものを作ろうと思ったときに崖や岩石が思い浮かび、断崖をモチーフとするに至ったそうです。
崖は独立して存在するわけではないので、1つの作品としてどのように表現するかが課題となったといいます。

本作品は高さ50㎝(台座部分除く)と「断崖」シリーズ作品の中では小型の作品ながら、険しい岩肌は迫力満点です。

「断崖」
ハンレイ岩、台座:花崗岩
1991年

また、こちらの作品では緻密な曲線文様によって岩肌の上を流れる水、あるいは岩肌を覆う植物といった自然の様子も表現されています。
光の差し込み方によって微妙に変化する、岩肌の表情をお楽しみください。

#夏季九華展
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【ハトの日かごしま2026イベントのお知らせ】ハトの日かごしま2026イベントのご案内です。(椋鳩十先生に美術館設立準備委員会の理事、および初代理事として尽力いただいたいきさつから当館もハトの日実行委員会に加わっています)明日、椋鳩十の孫・...
08/08/2026

【ハトの日かごしま2026イベントのお知らせ】

ハトの日かごしま2026イベントのご案内です。
(椋鳩十先生に美術館設立準備委員会の理事、および初代理事として尽力いただいたいきさつから
当館もハトの日実行委員会に加わっています)

明日、椋鳩十の孫・久保田里花さん、いわさきちひろの孫・松本春野さんによるトークショーが開催されます!
子どもたちの幸せを願い続けた2人の作家の素顔を、のぞいてみてはいかがでしょうか。

【イベント名】
ハトの日トークショー&朗読 

【会場】
城山ホテル鹿児島 SHIROYAMA HOTEL Kagoshima
5F ルピー
(鹿児島市新照院町41-1)

【開催日時】
2026/8/9
1部 10:00~11:00
2部 14:30~15:30

【参加料・予約等】
無料・予約不要

#ハトの日かごしま
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#松本春野
#久保田里花

本日は土曜日。19時まで開館延長しています。17時以降もゆっっくりとお過ごしください。 #夏季九華展 #三宅美術館  #鹿児島市  #谷山    #夏季九華 #福元修一 #射手園芽 #横手順子 #米倉秀太郎 #米倉秀紀 #児浦純大 #西村康...
08/08/2026

本日は土曜日。
19時まで開館延長しています。
17時以降もゆっっくりとお過ごしください。

#夏季九華展
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本日も引き続き、彫刻家福元修一先生の作品をご紹介。「STRAIGHT AHEAD」 花崗岩 2011年人と大地の関係性を表現している作品です。赤褐色の花崗岩がもつ模様と質感を活かし、研磨された面と削り出された面の対比に、人を包み込む自然の優...
07/08/2026

本日も引き続き、彫刻家福元修一先生の作品をご紹介。

「STRAIGHT AHEAD」 花崗岩 2011年

人と大地の関係性を表現している作品です。
赤褐色の花崗岩がもつ模様と質感を活かし、研磨された面と削り出された面の対比に、人を包み込む自然の優しさと厳しさを感じます。そして、削り出された人物像には、それに抗いながら歩もみを止めない人間の意志を感じさせます。
人間は大地から生まれ、大地に還る存在。その循環の中で「前へ進む」という行為は、大地との対話そのものといえるのではないでしょうか。

「帰郷」 ハンレイ岩 (台座:大理石) 2009年

「帰郷」とは、単なる移動ではなく、心の原点への回帰でもあります。帰郷とは過去へ戻る行為でありながら、未来へ歩み出す行為でもあるのです。
その二重性が、この作品全体に漂う静謐な緊張感を見る者に印象づけているのでしょう。
石の永続性と人間の儚さの対比によって「人がどこから来て、どこへ帰るのか」という根源的な問いを投げかけられているようです。
手にした鞄は、旅の記憶?
それとも人生の荷を暗示しているのでしょうか…

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「夏季九華展」も残り22日の会期となりました。先週まで作家さんの紹介をいたしましたが今週からは展示作品を紹介いたします。本日は彫刻家の福元修一さんの作品、「BLACK FLOWER」およびポスター使用作品「月の雫」を紹介します。------...
06/08/2026

「夏季九華展」も残り22日の会期となりました。
先週まで作家さんの紹介をいたしましたが
今週からは展示作品を紹介いたします。

本日は彫刻家の福元修一さんの作品、
「BLACK FLOWER」および
ポスター使用作品「月の雫」を紹介します。
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BLACK FLOWER
1988年
ハンレイ岩

高さ165㎝、大人の背丈ほどの巨大な花は、展示設営のときから
当館ホールで強烈な存在感を放っています。
うねりながら上方へと伸びゆく茎と多肉植物を思わせる葉、そしてゆったりと開く花弁から、植物の力強い生命力が感じられます。

なお、1階では身長の高い方でないと花の中まで見ることができませんが、2階廊下からですと花の中まで見えますので、ぜひ2階からも絵画とともにご鑑賞ください。
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月の雫
2025年
大理石(台座:大理石)

空から落ちてきた1つの雫が、やがて複数の雫と一体化したかたまりとなって結実するイメージが表現された作品です。
光や生命の源が上方から流れ、循環するイメージを表現した「涙」シリーズ作品の制作を制作していたころ、スケッチの過程でこの「雫」のイメージが生じたそうです。

西洋の彫刻を思わせるクラシカルな雰囲気や、思わず手を伸ばしたくなるような質感をお楽しみください。
(※作品にはお手を触れないでください)

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昨日は猛暑の中、多くの方にギャラリートークへお越しいただきありがとうございました。1人10分の70分間にわたる内容でしたが、7名の作家さんによる作品解説はとても興味深く、あっという70分でした。「書」の永野先生は、作品制作で使用している筆や...
03/08/2026

昨日は猛暑の中、多くの方にギャラリートークへお越しいただきありがとうございました。
1人10分の70分間にわたる内容でしたが、7名の作家さんによる作品解説はとても興味深く、あっという70分でした。

「書」の永野先生は、作品制作で使用している筆や硯など貴重な道具をお持ちくださり、来館者が実際に手に取ることができるという、大変貴重な体験をさせてくださいました!

ギャラリートークの詳細はこちらからご覧いただけます
https://www.miyake-art.com/blog/%e7%b5%b5%e7%94%bb%e4%bc%81%e7%94%bb%e5%b1%95%e9%96%a2%e9%80%a3%e6%83%85%e5%a0%b1/entry-7575

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本日、午後2時からギャラリートークを開催します!「夏季九華展」で出品してくださっている作家さん9名のうち、7名が参加して下さいます。普段聞けない、油彩画、水彩画、日本画、書、彫刻のお話しをしていただける予定です。本展作家最年長(92歳)の児...
02/08/2026

本日、午後2時からギャラリートークを開催します!
「夏季九華展」で出品してくださっている作家さん9名のうち、7名が参加して下さいます。
普段聞けない、油彩画、水彩画、日本画、書、彫刻のお話しをしていただける予定です。
本展作家最年長(92歳)の児浦純大先生も張り切ってご参加下さいます。
ぜひ足をお運び下さい。
水中写真については、ちょっとしたおまけを用意しています。
貼り絵については、長島美術館さんのガイドツアーが開催されていますよ。

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本日、「ハトの日かごしま2026」として「薩摩ことばで楽しむかごんま昔ばなし」を開催いたしました。鹿児島の西田村に住む百姓の話「鼻取り地蔵」、鹿屋に伝わる「狩人と子の運命」の話。椋鳩十作品の「日高山伏物語」から山伏どんとお隣の竹下どんのケチ...
01/08/2026

本日、「ハトの日かごしま2026」として
「薩摩ことばで楽しむかごんま昔ばなし」を開催いたしました。

鹿児島の西田村に住む百姓の話「鼻取り地蔵」、
鹿屋に伝わる「狩人と子の運命」の話。

椋鳩十作品の「日高山伏物語」から
山伏どんとお隣の竹下どんのケチ比べ話「かなづち」、
谷山女子衆の魚売りのプライドをかけた話「飯盗人」を語っていただきました。

そして、鹿児島のわらべ唄にあわせた指遊びや体操も!

昔ながらの鹿児島ことばは、とても耳に心地よく、ふるさとのことばの豊かさを再確認する機会となりました。

語り手は、久保山房子さん、久野千鶴さん

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住所

谷山中央1-61/30
Kagoshima-shi, Kagoshima
891-0141

営業時間

月曜日 10:00 - 16:30
火曜日 10:00 - 16:30
木曜日 10:00 - 16:30
金曜日 10:00 - 16:30
土曜日 10:00 - 16:30
日曜日 10:00 - 16:30

電話番号

+81992660066

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