11/05/2026
GW明け月曜日。おはようございます!
今週は暑くなるそう。そろそろ熱中症や食中毒とか気をつけなきゃですね。
先週日本画の岩絵具で爽やかな青空って表現しづらい旨書きましたが、巨匠を一人忘れていました。
小野竹喬。
昭和の京都画壇を代表する画家の一人で、同時代に福田平八郎や徳岡神泉がおり三人とも文化勲章を受章しています。
風景を描く作家に東山魁夷がいますが、東山は木や山が主体の制作に見えますが、竹喬は空と雲がメインに来る作家と感じます。竹喬が印象的な空を描くようになったのは戦後からで、長男の戦死の報を受け、「その魂が空にあるような気がした。あのふわりとした雲に、その魂が乗っているのではないだろうかとよく想った」と後に語っているように空や雲に特別な感情を抱いていたことが伺えます。
画像の作品は晩年に取り組んだ芭蕉のおくのほそ道を訪ね描いた奥の細道句抄絵のうちの一枚。
以前扱わせていただいた木版画です。
若葉色の若い柳の隣で、田植えが終わったばかりの水田にのんびりと空を泳ぐ雲が映り込んだ、ちょうど今くらいの季節の風景です。
竹喬先生は今でもとっても評価が高いので版画でご勘弁ください。
本画をご覧になりたい方がいらっしゃったら、そーっとお声がけくださいませ。
#初夏の空 #風薫る #田一枚 #芭蕉 #小野竹喬