14/07/2026
門坂流
夕景(カラー)
1992年 エングレーヴィング
ここで主役になっているのは、夕陽で色づいた空気。夕焼けというひと言では表現できない、輝く空に漂う空気こそが、ここで作家の表現したかったテーマではないか。
作品に近寄ってみると、画面は驚くような繊細さで刻まれた線で隙間なく埋め尽くしてあるのだが、遠目で見れば、そこにあるのはたしかに流れる空気、暮れゆく空、きもちを委ねたくなる大自然だ。
技術の凄さを知るのは、作品自体の美しさに酔いしれた後でもいいのではないかと思う。
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「幻想のパランブセスト
渡辺千尋×門坂流」展より
〜8/1まで|不忍画廊
木曜〜日曜オープン|12:00-18:00
(月曜〜水曜クローズ)