05/05/2026
博物館の広場に、チガヤが白い穂を出しています。
チガヤは、漢字で「茅」や「茅萱」とも書かれる植物です。茅ヶ崎の地名の由来には諸説ありますが、かつてこのあたりにチガヤやアシが生い茂り、砂州状の土地が海へ突き出していたことから、「茅萱の生い茂る崎」が「茅ヶ崎」になったのではないか、という説があります。
一見すると、何気ない草。
けれど、その名をたどると、まちの名前や、昔の地形、人びとの暮らしにつながっていきます。
地名は、土地の記憶です。
そして植物は、その記憶を今に伝える小さな手がかりです。
ご来館の際には、博物館の広場にも少し目を向けてみてください。
足もとのチガヤが、茅ヶ崎というまちの物語を静かに語っています。
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